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解説 |
『南城市の御嶽』掲載資料。 別称、佐銘川竜宮[サミカーリューグー]。集落北東にある拝所。この拝所にまつわる伝承は次の通り。昔、薩摩の殿様から「良い人、優れた人」を連れてくるよう要求があった。琉球の役人が、これを「美人」と聞き違え、場天ノロを送った。場天ノロは、薩摩の殿様に大変気に入られた。しかし、場天ノロは神職の役目があるため琉球へ帰らねばならず、殿様に乞い、何とか帰る許しをもらった。その時、場天ノロは殿様との間に子を身ごもっており帰りの船上で出産した。その子を琉球へ連れて帰るわけにはいかず、海に投げ捨ててしまった。場天ノロが新里に帰郷して以降、ムラに不運が重なった。新里の人々は、これを海に投げ捨てられた子の祟りと考え、供養するためにこの拝所を建てた。 ※拝所のなかには、私有地に位置するものもあります。無許可での立ち入りや迷惑行為は慎んでいただくようにお願いします。 |
大分類 | 写真 |
小分類 | デジタルデータ |
資料コード | 000000 |
内容コード | C000005679 |
点数 | 1 |
資料群 | 『南城市の御嶽』関連資料 |
資料タイトル | ー |
年代区分 | 2010年代 |
キーワード | ウタキ文化財市町村史 |
場所 | 佐敷-新里 |
撮影年月日 | 2013/07/12 |
責任表示 | 南城市教育委員会 |
出典 | 南城市教育委員会(編) 2018 『南城市の御嶽』南城市教育委員会. |
情報登録日 | 2023/02/03 |