なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

喜屋武久殿[チャンクドゥン]

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キャプション
解説 『南城市の御嶽』掲載資料。
別称、伊禮殿、福増殿。また一書には津波古殿ともある。津波古の四元[ユムートゥ]の1つで、ムラの始祖の一人である外間子[フカマシー]の弟である喜屋武久子[チャンクシー]の住居の跡とされている。現集落より南西約200mの見謝原の丘にあり、草が伸び木が生い茂る鬱蒼とした林の奥にある。瓦屋根作りで柱は石でできており、正面は竹を並べた壁になっている。天井の梁には「紫微鑾駕[しびらんか]」と書かれた板がかかっている。字津波古の殿の中で同所だけが唯一戦災を免れ残っている。建物左奥に祠が置かれている。この祠は、参拝者が北西にむかって拝むように置かれている。
『由来記』巻13-307には「喜屋武久ノ殿」とあり、「稲穂祭之時、シロマシ・神酒二(百姓)、供ㇾ之。同巫祭祀也。居神七人賄、外間之殿同前也。」とある。場天ノロの管轄である。1980年、市指定(指定時は佐敷町)有形民俗文化財。

※拝所のなかには、私有地に位置するものもあります。無許可での立ち入りや迷惑行為は慎んでいただくようにお願いします。
大分類 写真
小分類 デジタルデータ
資料コード 000000
内容コード C000005626
点数 1
資料群 『南城市の御嶽』関連資料
資料タイトル
年代区分 2010年代
キーワード ウタキ文化財市町村史
場所 佐敷-佐敷
撮影年月日 2017/03/24
責任表示 南城市教育委員会
出典 南城市教育委員会(編) 2018 『南城市の御嶽』南城市教育委員会.
情報登録日 2023/02/03

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