なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

③グループ キクさんの証言から考えよう

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ワークのねらい

・子どもたちに自分事として考えてほしいと思い、戦争の時代と現在を行き来しながら授業を進めていけたらと考えながら作成した。
・絵本と資料(証言)のどちらを使用するか悩んだが、今回は資料(証言)を使うことを想定して作成した。
・45分授業では終わらないので、総合学習の1、2時間を使っての授業を想定。

戦争前と今を比べる

自分たちの生活、大切にしているものを挙げる。
戦争前の生活や暮らしを資料から読む。
・今も戦争前も、夢があり、希望があって生活していた。

【問】今の先生は、戦争が近づいてきたら子どもたちに何て言う?

想定した答え
・命を大切にしなさい。
・逃げなさい。
・家族の言うことを聞きなさい。

資料を読む
・「校長先生が勉強ではなく兵隊のために働きなさい」と言われたとき、自分だったらどう思うか話し合う。

1945年4月18日頃

・今だったら、夢に向かって勉強していくことができる。
・きくさんは看護師になりたかったが実際はどうだったか、資料を読む。

【問】壕での生活を資料で読んでみてどう思ったか?

想定した答え
・怖い。
・描いていた看護師と違う。
・かわいそう。

【問】このあとキクさんはどうなると思う?
   A.ずっとガマで看護  B.戦争が終わる  C.ガマから出され逃げまどう

・答えはC
・別案として、逃げまどったきくさんが手りゅう弾で自決をしようとするが、一緒に逃げていた友人が「死にたくない」と言ったため留まった。その後、手りゅう弾を日本兵に渡す。日本兵が渡した手りゅう弾を使って自決したような描写がある。この部分を話し合わせることも検討した。

【感想】ここまで学んで考えたことを伝え合おう

授業として最後はどうしたらいいかが決められない。
・道徳のように読み取らせるだけでもない。
・この悩みが今の平和学習の課題だと思う。

作成したワークシートと用いた証言

ワークシート[Word]  [PDF] ※参加者が作成したワークシートを基に事務局が編集

用いた証言:中山きく(旧姓津波 昭和3年生まれ 佐敷・新里)〈学徒隊〉

書籍:『令和7年度 なんじょう歴史文化保存継承事業 年報』7~29頁 掲載

テキスト:中山 きく(なかやま きく)(旧姓津波 昭和3年生まれ 佐敷・新里)【キーワード】学徒隊