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解説 |
『南城市の御嶽』掲載資料。 斎場御嶽 ウフグーイからさらに石畳道を行くと道は右と左に分かれる。右に50m程行くとサングーイに至る。サングーイのすぐ前、石灰岩が半ドーム状に覆った崖下にも石畳で平地が造られている。その右手側に覆い被さった崖の上から巨大な2本の鍾乳石が垂れ下がっており、それぞれの鍾乳石からしたたり落ちる水滴を受ける壺が置かれている。そこに溜まる水は、奥の方が「シキョダユルアマガミウウビ」(シキョ垂ユル天ガ美御水)、手前の方が「アマダユルアシカミウビ」(天垂ユルアシガ美御水)と呼ばれる聖水である。これは2月の麦のミシキョマと4月の稲のミシキョマの3日前には玉城に差し上げられ、国王と聞得大君、司雲上按司がこれで「お水撫で」をした。通常その量によって1年の豊凶を占ったとされる。石畳の左部分は聞得大君の御新下りの夜、ここに床を設けて枕を2つ置き、1つには新大君が枕し、もう1つには神が枕するようにして、新大君が安らかにお眠りになれば、神の祝福のある適任者であるとの判断がなされたという。 ※拝所のなかには、私有地に位置するものもあります。無許可での立ち入りや迷惑行為は慎んでいただくようにお願いします。 |
大分類 | 写真 |
小分類 | デジタルデータ |
資料コード | 000000 |
内容コード | C000006947 |
点数 | 1 |
資料群 | 『南城市の御嶽』関連資料 |
資料タイトル | ー |
年代区分 | 2010年代 |
キーワード | ウタキ |
場所 | 知念-久手堅 |
撮影年月日 | 2016/08/17 |
責任表示 | 南城市教育委員会 |
出典 | 南城市教育委員会(編) 2018 『南城市の御嶽』南城市教育委員会 |
情報登録日 | 2023/12/01 |