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【レポート】2025年 南城市の沖縄戦学習教材開発ワークショップ
証言者は当時小学校低学年(9歳)。担任の先生が徴兵されたり、避難壕を造るよう指示を受けているが、自分だったらどう思うかを考えさせたい。
証言者は家族と知念地域内をあちこち避難している。避難壕にいるとき、逃げまどう馬、牛が地雷を踏んで死に、その馬、牛を取ろうとした避難民が銃撃を受けて亡くなる場面を見ている。また、壕から家に宿泊しようと戻って焼死した家族もいる。そのような状況の中、自分だったら壕から出るか、出ないかを考えさせたい。
証言の最初に日本兵との関わりが描かれている。戦前と戦時中で日本兵との関りにどのような変化があるか、戦争が起きてしまったがゆえに日本兵の心情に変化があったのではないかと想定して発問した。ただ、問い方が難しく悩んだため、発問の仕方は要検討。
ワークシート(Word)※制作されたワークシートを基に事務局がWord化
用いた証言:仲村徳広さん(知念・知名)※『なんじょう歴史文化保存継承事業 年報 令和6年度』52頁~54頁 掲載