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● 証言の最後の「(ほかの戦争体験者の苦労を考えると、戦争体験を語るのは)恥ずかしい。」という言葉が印象に残った。● 授業構成:事前に戦争(沖縄戦)のイメージを出し、戦没者グラフを読み取る。その後、証言を読む。
①食糧があった。②戦争の情報がいい意味でなかった。③湧水が近くにあった。④遺体を見たのは2体のみで激しい戦闘がなかったため心に余裕があったと想定。⑤日本兵、アメリカ兵を見ていない。● 収容所に収容された後の証言内容について、戦没者グラフと関連させて読ませたい。
● ここの発問はどのようにしたらいいか非常に迷った。子どもたちが考える「恥ずかしい」とは違うはず。芳子さんは「恥ずかしい」と語っているが楽ではなかったはず。● 芳子さんも戦闘に巻き込まれていた可能性があり、生死を分ける究極の選択もあったと考えられる。子どもたちには証言を読んで危険なところはどこか探させたい。
ワークシート(Word)※制作されたワークシートを基に事務局がWord化
用いた証言:知念芳子さん(佐敷・新里)※『なんじょう歴史文化保存継承事業 年報 令和6年度』34頁~39頁 掲載