なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

浸水の被害

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キャプション 「囲いは生け垣:仏桑華」終戦直後の茅葺き屋根。旧5班の浸水。1964年。(photo瀬底正俊)
解説 ・旧5班の浸水。1964年。梅雨時の写真。 ・数日間かけて自然排水していた。手前の道(県道138号線)は冠水しない。幅1mほどの排水溝が作られた。 ・屋敷の囲いは石垣や生け垣が普通だった。戦前はシャ竹だった。 ・仏桑華(アカバナー。ハイビスカス)は挿し木が簡単なため利用された。主に戦後。 ・復帰後に排水路が整備された。新しい住宅を作るときは盛り土をして浸水に備えた。しかし、まだ浸水自体はある。 ・この一帯は長年浸水の被害があった。それが当たり前という感覚だった。 ・西側にあった戦前の津波古集落は、戦後米軍が占拠したため海側以外に住むところがなかった。なのでこのように浸水被害が出てしまう場所に家を建てざるを得なかった。 ・建物は多少の雨漏りがあったと思われるが、当時はその家で満足していた。 ・収入の多い家は瓦の家。あとは茅葺きやトタン屋根。おもに借地だったと思う。 【調査・執筆:眞喜志樹(珊瑚舎スコーレ)】
大分類 写真
小分類 デジタルデータ
資料コード 000000
内容コード C000002405
点数 1
資料群
資料タイトル
年代区分 1960年代
キーワード 風景
場所 佐敷-津波古
撮影年月日 1964//
責任表示 南城市教育委員会
出典 津波古字誌編集委員会(編) 2012 『津波古字誌』字津波古自治会.
情報登録日 2022/03/01