なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

カミ井泉

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キャプション
解説 『南城市の御嶽』掲載資料。 別名、古樋川[フルフィジャー]。安座真公民館の東南東約70m、安座真集落の山手側にある井泉。隣には日露戦争から太平洋戦争までの戦没者を祀った「安久仁之塔」がある。琉球石灰岩の崖の下部から水が流れ出るのを方形の水口を設けて導き、下のコンクリートの水溜(幅85cm、奥行き90cm)に貯め、さらにその下の蓋付きのコンクリート製の水槽(上記水溜より2回り程大きい)に流す形にしてある。しかし、現在はほとんど利用されていないようで、わずかに塩化ビニールの水管が1本引かれているだけである。水野流出口のある崖の一部は野面積みの石垣となっており、上部はコンクリート壁で囲われている。水の流出口(水口)は移動しているという。村では一番の井泉であったという。『琉球国旧記』附巻之四の「流泉。安座真村にある。俗にこれを樋川と呼ぶ」がこれに当たるか。現在、1月11日の初御願、12月24日の火ヌ神ヌ御願で祭祀が行われている。 ※拝所のなかには、私有地に位置するものもあります。無許可での立ち入りや迷惑行為は慎んでいただくようにお願いします。
大分類 写真
小分類 デジタルデータ
資料コード 000000
内容コード C000006967
点数 1
資料群 『南城市の御嶽』関連資料
資料タイトル
年代区分 2010年代
キーワード ウタキ
場所 知念-安座真
撮影年月日 2013/02/18
責任表示 南城市教育委員会
出典 南城市教育委員会(編) 2018 『南城市の御嶽』南城市教育委員会
情報登録日 2023/12/01