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解説 |
『南城市の御嶽』掲載資料。 志喜屋の根屋(草分けの家)である。公民館の南、民家一軒を隔てた家。門を入ると正面に粟石製返風[ヒンプン]がある。かつては、浜ヹーグトゥの時に生け贄のウシを引いてきて、このヒンプンを反時計回りに7回廻らせた。その右方、屋敷の南東隅にコンクリート平屋造りの神屋がある。神屋奥所には、壁に接して2段の段を設けた神棚がある。神棚は板壁で仕切りがされた右側と左側に分かれている。右の神棚には、一番上の段には白色陶製の花生けが5つ、その下の段には白色陶製香炉5個が並べられている。これは根神を祀った神棚である。神棚の左部分も一番上の段には4個(2対)の青色陶製花生け、その下の段には2個の青色陶製香炉がある。これは神役を務めた先祖の霊を祀った棚である。この神棚の左手には、床からコンクリートで約20cm嵩上げして炉を設けて造られた火ヌ神がある。炉の奥、壁に接して三つ石(石灰岩)がある。現在は1月1日(新)の朝ニントゥ、2月の浜ヹーグトゥ、6月15日の六月ウマチー等が行われている。 ※拝所のなかには、私有地に位置するものもあります。無許可での立ち入りや迷惑行為は慎んでいただくようにお願いします。 |
大分類 | 写真 |
小分類 | デジタルデータ |
資料コード | 000000 |
内容コード | C000006073 |
点数 | 1 |
資料群 | 『南城市の御嶽』関連資料 |
資料タイトル | ー |
年代区分 | 2010年代 |
キーワード | ウタキ文化財市町村史 |
場所 | 知念-志喜屋 |
撮影年月日 | 2016/08/28 |
責任表示 | 南城市教育委員会 |
出典 | 南城市教育委員会(編) 2018 『南城市の御嶽』南城市教育委員会 |
情報登録日 | 2023/06/30 |