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「南城市の戦後史 産業編」

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「南城市の戦後史 産業編」
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はじめに

なんじょうデジタルアーカイブでは、新シリーズ「南城市の戦後史 産業編」をスタートします。これまで、主に文化に関わる情報を公開してきましたが、今後は、それに加えて、産業関係の情報も積極的に公開していきます。

次の理由で、産業史が重要であると言えます。

・産業は、市民の暮らしを支える基盤であり続けてきた。
・産業を興し、維持・発展させてきた歴史は、市民の創意工夫の歴史であり、後世に伝えていく価値がある。

戦後、人・モノ・カネ・サービス・情報の移動がさかんになり、様々な産業が多様な形で発展してきました。県外の政治経済状況の影響を受けて、第1次産業は大きく変貌しました。また、観光振興の結果、観光関連分野の産業も発達しました。そして、科学技術の進化と生活水準の向上に伴い、戦前にはなかった多くの産業が生まれました。戦後のダイナミックな変化をみるには、産業の歴史を具(つぶさ)にみる必要があることは明らかです。

そこで、次のことを考慮に入れながら、南城市の多様な産業史を調査・研究していきます。

・多種多様な産業分野を扱う。
・個人経営から大企業までを研究の対象にする。
・産業に関わる個人の「移動経緯」や「動機」などにも光を当て、個人の個性を明らかにする。
・世界・日本・県の産業経済との関係を含めて、南城市の産業史をみる。
・事業体の様々な側面(成功譚。失敗談。課題など)をみる。

これらの視点を持ちながら、多面的に南城市の産業の歴史を学んでいきますが、その具体的な方法は、次の通りです。

・様々な産業関係者の協力を得て聞き取り調査を行い、その内容に基づきレポート(オーラルヒストリーなど)を作成し、なんデジで公開する。
・広報などのローカル情報を活用しながら、産業に特化した年表を作成し、なんデジで公開する。

なお、南城市教育委員会文化課は、様々な事業体および多様な人々が働いてきた歴史に光を当てていこうと考えていますが、そのためには、市民の皆様のご協力が必須です。そこで、次のようなお願いがございます。

【お願い】
① 聞き取り調査へのご協力(聞き取り内容:事業内容、沿革、話者の現在のお仕事の内容など)。
② 日誌、記録簿、企業案内、統計、写真、映像など、産業の歴史を物語る資料のご提供(資料はデジタル複写をしてご返却致します)。

下のリンクから、各カテゴリーへお進みください。カテゴリーごとの記事を読むことができます。今後さらに記事を作成し、随時公開していきますので、ぜひお楽しみに、ご覧ください。

カテゴリー

1.オーラルヒストリー

2.産業分野別年表

3.沖縄県経済産業年表