解説 |
NPO伝承話資料センター提供。「ちてーばなし(伝え話)」とは、沖縄本島を中心に古い時代から伝えられてきた話で、昔話、神話的なもの、伝説、世間話、民間説話のすべてが含まれる呼称である。
この音声は、1983年(昭和58)『大里村史 民話編』刊行に向けて行われた聞き取り調査の際に録音したものである。
話者:伊敷カマド氏(明治32年生まれ・当時嶺井在住)
調査者:伊芸弘子氏、小禄裕子氏
【主な内容】
話者のライフヒストリー/ウフヤマ(ウタキ、旧6月25日はカシチー、旧6月26日は綱引き、カシチーの由来)/綱引き(イリまたはアガリから嫁は取りたがらない、綱引きの時期はケンカ、綱用の藁は購入、ガーエースーブ、若い女性は爪先を染めて踊る、綱引きの歌)/クングヮチクニチー/嶺井の青年と今帰仁のノロ/ヤーサルマーサル/城間ナーカ(城間ナーカ、有るナーカ)/大里ウナー/七月ウークイ(旧7月16日)のときに歌う歌...等。
※調査当時は、カセットテープでの録音ということもあり、ノイズが大きい、調査者や話者の声が聞こえにくい箇所があります。また、話の途中で録音が終了することがあります。
※話者は調査者との会話の中で、ちてーばなし(伝え話)を語っていますが、その語りは、ほぼウチナーグチ(沖縄方言)です。標準語のクレジットはございませんので、ご了承ください。 |