解説 |
NPO伝承話資料センター提供。「ちてーばなし(伝え話)」とは、沖縄本島を中心に古い時代から伝えられてきた話で、昔話、神話的なもの、伝説、世間話、民間説話のすべてが含まれる呼称である。
この音声は、1983年(昭和58)『大里村史 民話編』刊行に向けて行われた聞き取り調査の際に録音したものである。
話者:知念キヨ氏(大正2年生まれ・当時大里[南風原]在住)、新里カマ氏(明治29年生まれ・当時南風原在住)
調査者:伊芸弘子氏、小禄裕子氏
【主な内容】
●知念キヨ氏 [始め~13分頃]
雨乞いの歌/ミルク...等
●新里カマ氏 [13分頃~最後まで]
クラーとカンジュヤー/話者がちてーばなしを聞いた時期について/話者のライフヒストリー/アカマター/サングヮチサンニチー/銘苅子/久高島の話/大里ウナー(マティガー、鬼ムーチー)/話者について(話者の年齢、家族について)/モーアーサー/グングヮチグニチ(菖蒲の葉でウニゲーシ)/吉屋うみちる(御茶屋御殿)/話者のライフヒストリー/綱引きの由来/キジムナー/ナーチャミー…等
※調査当時は、カセットテープでの録音ということもあり、ノイズが大きい、調査者や話者の声が聞こえにくい箇所があります。また、話の途中で録音が終了することがあります。
※話者は調査者との会話の中で、ちてーばなし(伝え話)を語っていますが、その語りは、ほぼウチナーグチ(沖縄方言)です。標準語のクレジットはございませんので、ご了承ください。 |