熱田原貝塚からは、今までたくさんの人工遺物が出土しています。それは、土器・石器・貝製品・骨製品などですが、今回は土器について紹介いたします。
土器は、それを作る人の個性が出るため、流行や地域性を反映しやすいものです。遺跡から出土する土器を詳しく調べることによって、当時の文化交流や時代の特徴を知ることができるのです。
熱田原貝塚から出土した土器は、一般に「伊波式土器」と呼ばれているものであり、この形式土器は、沖縄各地だけでなく奄美大島にも広がっていることがわかってきました。形は口の開いた深鉢形で、主に煮炊きに使われていました。 その証拠に、 底の周辺には煤 (すす) が付着して発見された例もあります。土器には、竹を用いて点や線を縦横に施した文様があり、昔の人々の美意識が表れています。
今回の調査はまだ途中です。その成果がわかるのはもう少し後になりますが、熱田原貝塚時代の県内各地から出土した資料と比べ見ることによって、祖先の英知に触れてみたいと思います。
[写真]熱田原貝塚とほぼ同時期の土器群(約3000~3500年前)
[写真]熱田原貝塚出土の土器
知念村教育委員会(大城秀子)
| ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1QctMEormeAQC_elik0vUlLPp7QkNqmZX |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008429 |
| 内容コード | G000000406-0015 |
| 資料群 | 旧知念村広報 |
| 資料グループ | 広報ちねんNo.128(2000年8月) |
| ページ | 6 |
| 年代区分 | 2000年代 |
| キーワード | 広報 |
| 場所 | 知念 |
| 発行年月日 | 2000/08/01 |
| 公開日 | 2026/09/24 |