熱田原貝塚は、知念村字志喜屋の台地上に形成された、 今から約3,400年前の古い貝塚です。 昭和31年 (1956年) に、 農道の拡幅工事が行われたときに発見されました。 周囲の崖下の割れ目には貝殻や土器の破片が見え、 そのまま放っておくとさらに貝塚が壊れてしまう危険性があったため、 急いで調査をすることになったのです。 昭和32年 (1957年)、 考古学者の高宮廣衛氏らによって発掘調査が行われました。 その結果、 貝殻や獣魚骨に混じって、 土器石器骨製品・貝製品など、 たくさんの資料が出土しました。特にその中でも骨や貝で作られた装身具類は、質・量ともに豊富で、注目をあびました。今回、熱田原貝塚の範囲に県営農道整備事業を計画しているということで、知念村教育委員会が事前の発掘調査をすることになりました。前の調査からすでに40年余りの歳月が過ぎ、周辺の地形や様子も変化していますが、 まだまだ崖の上下には土器や貝殻が散布しています。 志喜屋区の皆さんが住む遥か遠い昔、熱田原貝塚人の世界はどうだったのか、調査が進めばその様子もだんだん解かってくることでしょう。(参考:高宮廣廣著『沖縄の先史遺跡と文化』第一書房1994年)
知念村教育委員会(大城秀子)
[写真]調査の様子
[写真]当時の新聞記事
[写真]出土した土器(伊波式土器)
[写真]出土した獣形貝製品(下段の3点)
| ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1QLKcCNWm-uAgn3ZzE_kAupDEdpLe---k |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008428 |
| 内容コード | G000000405-0012 |
| 資料群 | 旧知念村広報 |
| 資料グループ | 広報ちねんNo.127(2000年7月) |
| ページ | 6 |
| 年代区分 | 2000年代 |
| キーワード | 広報 |
| 場所 | 知念 |
| 発行年月日 | 2000/07/01 |
| 公開日 | 2026/09/24 |