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ちねん発見シリーズ16 斎場御嶽(その3)

ちねん発見シリーズ16 斎場御嶽(その3)
[図表]琉球新報1998年8月8日(土)世界遺産に8ヵ所推薦へ
皆さんは「世界遺産条約」という言葉を聞いたことがありますか。これは一九七二年のユネスコ総会で採択された、「世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約」のことです。地球のすばらしい文化・自然遺産斎場御嶽の世界遺産登録を、特定の国や民族のものとしてだけでなく、世界中の人々にとってかけがえのない宝物として保護していこうという考え方から生まれました。現在、世界中で五五二(一九九八年六月現在)もの登録がありますが、日本でも法隆寺や屋久島・広島の原爆ドームなど八ヶ所が登録されています。

琉球王国の城・遺産群
さて、私たちの沖縄には、十五世紀前半に「琉球王国」が成立しました。中国や朝鮮・日本・東南アジア諸国との貿易で培った経済基盤をもとに、琉球王国は国際色ゆたかな独特の文化を形成していったのです。その特色は城(グスク)によく表れ、琉球石灰岩によりめぐらされた曲線の多い城壁は他府県では見られない特色あるものです。さらに、斎場御嶽や園比屋武御嶽は、琉球の精神文化を象徴する遺跡であるとともに、現在も生活の中に活き続けている大変素晴らしいものです。これらの、琉球王国独自の文化を代表する「琉球王国の城・遺産群」を世界遺産に登録すべく、県や関係市町村は二〇〇〇年を目標に現在その作業を進めているのです。
知念村には、この斎場御嶽のほかにも知念城跡(国指定史跡)やテダ御川・志喜屋グスク(村指定史跡)といったすばらしい文化財があります。また、各字に伝世界各国の文化遺産わる伝統的な芸能や祭祀・風習は、ご先祖様からいただいた財産です。さらに、久高島は「神の島」と呼ばれるほど、先人たちの心の拠り所として崇拝されてきた所です。わたしたちは、これらの貴重な有形・無形の文化財を保護するだけでなく、二十一世紀を担う子どもたちのためにも、是非活かしていきたいものです。
知念村教育委員会
大城秀子

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大分類 テキスト
資料コード 008407
内容コード G000000384-0017
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねんNo.106(1998年10月)
ページ 6
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1998/10/01
公開日 2026/09/24