平成九年六月十九日(旧五月十五日)各集落や、それぞれの門中においてウマチー拝みが行われた。中でも字安座真と字知念に於いては区長が中心となり字の大きな行事となっています。
安座真集落では約六~七カ所位で拝所の掃除を行い、お供え用の湯飲み(ウチャトージャワン)や仏壇のふき掃除とウマチーの準備をします。
ウマチーは稲の穂祭で家内安全・無病息災・五穀豊穣を祈願してその日の前日からウンサクの源となるご飯を神アシャギで炊いて、当日神酒(ミキ)を作り、ごはんと一緒に神アシャギにお供えします。
神アシャギから区長はじめ副区長、議員、集落のダカリー及び若者頭など七~八名の方が集まり、ノロといわれる神女を中心にビンシー・神酒・サギイユ(生の魚)ガーラ三~四キロ(本来はクブシミ)を櫂(エーク)の先にくくりつけ若者頭が担いで中殿へ行く。若者頭を残し、大殿、シンマ殿、後殿を経て又、中殿へ戻り、サギイユを担いだまま朝カン、しばらくして夕カンをお供えすると区長が「ヘイヘイ」と二度唱えると副区長が「はまれープッシュはまれープッシュ」と二回唱えた。
そこが終わると神アシャギで直会(ウサンデー)を食べる。五月ウマチーと六月ウマチーとも違いはないが、六月ウチマーでは魚がタバイユ(サバ七匹の束を二つ)に変わると話されていました。
区長に就任した一年間は字行事や祭事に大急がしです。
知念村の年中行事も各字多様で、その伝承の仕方にも各々精粗濃淡の度合が違っているし、同一村落内に於いても百姓系と士族系とは供物も違ったり、若干の相違が見られる。知念村を年中行事の面で類別すると次の三つの部類に分けて考えられるそうです。その一つ村(ムラ)の成立が血族団体を中心に出来たところで、マキヨ、クダの少数村落から発達してきた古い村で『琉球国由来記』の「各処祭記」に記載された村落である。当時の王府への上納(貢租)は村単位に納めた。上納の完納のためにも村の百姓は稲作に最大の努力を重ねなければいけなかった。このため、このような古い村には、王府が強要したとされる五・六月のウマチー(稲二祭)が色濃く残存している。「知念村年中行事」昭和六十年知念村教育委員会発行抜粋
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| ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=141ny3H_XQXjVjoSzHEGmGwyMrhwCn4Rx |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008392 |
| 内容コード | G000000369-0011 |
| 資料群 | 旧知念村広報 |
| 資料グループ | 広報ちねんNo.91(1997年7月) |
| ページ | 5 |
| 年代区分 | 1990年代 |
| キーワード | 広報 |
| 場所 | 知念 |
| 発行年月日 | 1997/07/01 |
| 公開日 | 2026/09/24 |