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知念再発見シリーズ⑨(知名区)

知念半島の北東部に位置する知名区には、知名グスクやテダ御川など、琉球玉国時代の名所・旧跡がたくさん残っています。須久名山にあるソコニヤ嶽は、字の重要な拝所でした。また、稲福の嶽・稲福ノ殿・仲村渠ノ殿など、今も村民の手によって祀られている拝所も多いのが、知名区の特徴でもあります。また、知名は伝統的に芸能の盛んな所です。現在、ヌーパレー保存会によって上演されている「花蝶の舞」・「仲里節」・組踊「手水の縁」は、 琉球が中国との貿易によって栄えていた頃を偲ばせ、またそれを上演することは五穀豊穣・村の繁栄を祈ることでもあり、 村人たちの誇りでもありました。
[写真]ヌーバレーの様子

知名グスク
知名グスクは知名崎の小高い丘の上にあり、西側には「知名のヒヤー」と桃原門中の墓があります。『遺老説伝』によると、知名の地頭であった内間大親がグスクニ居を構えたところ、琉球国王の東御廻り(アガイウマーイ)の御休憩所になったそうです。その後、この居宅は知念城跡内にうつされ、知念御殿と称されました。知名グスクは未だ本格的な調査がされたことはありませんが、内間大親の屋敷跡が残っているかもしれませんね。

テダ御川
知名グスクの東側に隣接してあります。琉球国王の久高島渡海のときに飲料水の補給をし、海上無事を祈った所です。また、東御廻り(アガイウマーイ)名所地としても有名です。昭和の初期までは湧き水の量も豊富でしたが、知名グスク一帯の山から産出される、良質なトラバーチンの採石に伴い、付近一帯は採石場となりました。そのせいか、現在では湧き水の量も僅かになっています。知念村指定の史跡です。
[写真]テダ御川
社会教育課 大城秀子

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大分類 テキスト
資料コード 008388
内容コード G000000365-0004
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねんNo.86(No.87か)(1997年3月)
ページ 4
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1997/03/01
公開日 2026/09/24