知念村農業協同組合 組合長新垣仙勇
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ウリミバエ根絶に伴う県外出荷野菜の有利販売に向けて努力いたします。
明けましておめでとうございます。謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は、いろいろと農協事業にご協力を賜りありがとうございました。心から敬意を表し感謝申し上げます。
昨年は、農業・農協を取りまく情勢についていろいろと取り沙汰された厳しい年でありましたが、野菜や熱帯果実等の大敵である「ウリミバエ」が沖縄群島でも根絶され、十一月一日から野菜や果実類が自由に県外へ出荷できるようになりました。ウリミバエの根絶は、本県園芸事業の振興に大きく寄与するものであり農業関係者にとって誠に喜ばしいことであります。
本村の主要作目であるサヤインゲンもこれまで県外出荷に際しては、植防法の諸種の制約を受け、本土産地に比して不利な立場にありましたが、ウリミバエの根絶に伴い、省令が改正されいろいろな障害が取り除かれたことによって、県外出荷野菜の生産振興に大きな弾みになるものと期待しております。
ウリミバエの根絶によって本年度の市場情勢は大変明るい見通しでありますので、「高品質野菜の生産出荷」をスローガンに生産農家が一丸となって取り組んでいただきたいと思います。農協でも、集荷、物流、販売方法等の改善に取り組み、ウリミバエ根絶に伴う有利販売に向けて最善の努力をいたす所存であります。
このようなウリミバエの根絶は、沖縄農業にとって一大朗報でありますが、一方で砂糖きび価格が前年並据置きになったというものの依然として生産費を割る価格であることから、きび作農家にとっては大変厳しいものがあります。加えて農畜産物の輸入自由化、金融自由化の進展等、農業・農協を取りまく環境は益々厳しさを増すことが予想されます。
私達農協役職員一同は、これらの諸情勢を深く認識し、競争力と活力ある経営基盤を確立して、農家組合員の生活を豊かにすべく心を新たに精励いたす所存でありますので、ご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
新春を迎えるにあたり、本年も変わらぬご愛顧をお願い申し上げ、本村の発展と村民皆様方の益々のご繁栄とご多幸を心から祈念申し上げて新年のごあいさつといたします。
平成三年元日
| ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1RkZtyMLyBlbxRKnqxIG1KdrG7MP9owRP |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008384 |
| 内容コード | G000000361-0008 |
| 資料群 | 旧知念村広報 |
| 資料グループ | 広報ちねんNo.59(1991年1月) |
| ページ | 5-6 |
| 年代区分 | 1990年代 |
| キーワード | 広報 |
| 場所 | 知念 |
| 発行年月日 | 1991/01/01 |
| 公開日 | 2026/09/24 |