なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

歳時記 麦秋

ばくしゅう。むぎあきともいいます。俳句では夏の季語です。夏に秋とは不思議な気もしますが、麦にとって初夏は収穫の時期-実りの秋にひっかけて、麦の秋、「麦秋」というようになったといわれています。
黄金色に色づいた麦畑が見渡す限り続く風景は初夏の風物詩です。でも、ひところはこうした風景を、あまり見かけなくなっていました。それが最近になって、また麦畑が目につくようになりました。昔から田畑の裏作として作られていた麦は、輸入麦に押されて、国内産は昭和四十八年度には、四十二万トンにまで落ち込みました。それに対して、輸入麦は六百六十二万トンでした。ライフスタイルの洋風化によってパンやビールの需要が増えましたが、その原料は輸入が中心だったのです。
それが昭和六十三年度は、国内産が百四十二万トンに増えたのです。しかし、それでも輸入量は、ほとんど変わっていません。
麦秋の風景は復活しましたが、もうひとつの夏の風物詩だった麦わら帽子や妻で作ったストローは、あまり見かけなくなってしまいました。
夏は水の季節でもあります。六月一日~七日は「水道週間」。わたしたちの健康で文化的な生活を支える水道について、理解と関心を深めるための週間です。水道週間の中央行事は、六月一日と二日に東京都新宿区で行われます。わたしたちもこれを機会に、水道の衛生的で有効な利用に努めたいものです。

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大分類 テキスト
資料コード 008382
内容コード G000000359-0013
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねんNo.57(1990年5月)
ページ 12
年代区分 1990年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1990/05/10
公開日 2026/09/24