知念村漁業協同組合 組合長理事照喜名朝進
[写真]照喜名朝進
村民の皆様新年明けましておめでとうございます。
旧年中はいろいろ御愛顧を賜わり有り難うございました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、知念村漁業協同組合も創立後今年で十九才になりました。月日の経つのは早いもので昭和四十六年十月本村漁業者及び村民の温かい御支援と御協力により組合員一九一名で設立致しましたが、現在では三五七名の組合員数となりました。おかげ様で協同組合事業も順調な発展を続け県内でも優秀な漁協として位置づけられております。
特に板馬養殖センターの車えび養殖業の発展により漁協収入も大幅に増大し組合員の期待に添うべく努力しているところであります。もずく養殖業、パヤオ漁業、そして信用事業等はめざましい発展を続けており今後の漁業振興に大きく寄与するものと確信するものであります。
昨年は養殖センター直営の「レストランえび倉」を開設致しました。当海産物レストランは、本村のもつ風光明媚な地域と恵まれた漁場から採れる新鮮な海産物を主体に地域産業の振興と本村の活性化を目的に開設致しましたが、村内外からのお客様の深い御理解と温かい御支援をいただき、手さぐりな状態ながらも順調な経営を行っております。これも村民の皆様方の御協力のおかげと衷心より厚く御礼申し上げます。
近年各地に於いてリゾート開発が進み特に海洋レジャーは隆盛をきわめ、本村においても自然破壊が進行しつつあります。
きれいな海岸線を埋め立て宿泊地等を建設し年々増加するレジャー客を相手に収入を増やそうという構想があり、本村においても関係企業がその構想を今後もちこむことが予想され今一度"レジャーによる産業と農業漁業の接点をみつめ考えてみる必要があると言えましょう。
知念村の発展は第一次産業である農業、漁業の振興策を基点として、それとの整合性を重視した開発構想であるべきと考えます。
私共は今後二十一世紀向けて美しい知念村の豊かなそして健康的な明るい村づくりを目指すべく村民の英知を結集し、今こそ考える年であります。
我々知念村漁協も二十一世紀への漁業振興計画を策定し、現行の漁法を発展させ新しい漁業を導入した魚介類の増養殖業の展開を考えております。どうか、村民の皆様方の御指導、御協力を賜わりますようよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、本村の平和発展と村民の御健康と幸せを心から祈念申しあげ年頭の御挨拶と致します。
平成二年元日
| ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1LKEWtNoEvGu3Eh_c2hpQ71hxaXkOiBzR |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008381 |
| 内容コード | G000000358-0007 |
| 資料群 | 旧知念村広報 |
| 資料グループ | 広報ちねんNo.56(1990年1月) |
| ページ | 5 |
| 年代区分 | 1990年代 |
| キーワード | 広報 |
| 場所 | 知念 |
| 発行年月日 | 1990/01/01 |
| 公開日 | 2026/09/24 |