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婦人祭にぎわう

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知念村婦人会(我如古キク子会長)は、去る八月六日午後から村福祉センターにおいて、来賓並びに会員多数の参加のもと盛大に第四回婦人祭りが催された。
婦人祭りは、「日ごろの会活動の成果を、会員相互の意識の高揚、親睦と連帯感を深め、組織の強化、婦人に主張の場を与える」を目的に、併せて南部地区婦人会主催の主張大会の予選を兼ねて開かれたもので、各字代表の六名の方が出場し、体験、経験を通して熱っぽく訴えた。
あいさつの中で我如古会長は、日ごろ家庭や、地域、職場等の生活実践の中から感じたことや提言したいことを卒直に発表し合うよい機会であると同時に、人前において意見が言え、発表できることは人間形成の上でも重要なことであり、この発表を基に今後共精進されるようにと主張者を励げました。
来賓祝辞として永吉盛八助役は、日ごろ婦人会活動の成果を総合的に発表する意義ある祭りであり、今後共組織の強化をモットーに、実践と学習を通してより資質の向上と社会性の啓発を図ると共に、世論の形成者としての課題解決のため、各種実践活動を通して、家庭や地域社会、文化の向上発展にがんばって下さいと激励した。
来賓祝辞のあと主張大会に移り、最初に久原婦人会代表の山城美佐子さんが「酪農を営んで」をテーマに発表があり、その中で七年間に及ぶ体験の中で最初は牛の世話をしたことがなく苦労したこと、最善の喜びは子牛が出産した時、つらい時は手塩にかけて育てた牛を死なせた時、きびしい日々を送り子供と接する時間が少なかったが、今日においては、いろいろ改善を施し、時間と心のゆとりが作り出されたことを発表した。つぎに志喜屋婦人会代表の大田孝子さんは、「姑から学んだ豊かな心」をテーマに、二ヵ年前に亡なった姑は、白内障で目が不自由な身ながらも、食事、洗濯と家事一切かかさず、どんな困難におちいっても表面に出さず教育に対する情熱と女性としてのやさしさ、人に対するいたわり等を教訓に母から学んだ豊かな心を大切にする、を発表し、嫁、姑が折合いが悪い今日、心温まる発表に参加者全員心をうたれた。つづいて知名婦人会代表の大城ミネ子さんは、「冠婚葬祭の簡素化について」をテーマに、かけ声だけで取り決められたことが守られてない。お返しや、会葬御礼の廃止等、生年祝においても、内輪で食事会をして心から祝福することが最高、かけ声だけにとどまらず実行に移すことが大切であると、かけ声だけの簡素化運動にくぎをさした。また安座真婦人会の大城まり美さんは、「私の子育てと婦人会活動について」をテーマに、職場と家庭を両立することの難しさ、子供の成長過程における父親の尊いこと、婦人会の入会誘いには、とまどったけど、他村からの嫁として、知人の少ない者にとって、婦人会活動、バレーボール大会を通して友人も多数でき、大収穫を収めた。何ごとも経験、助言、激励が尊いものであると発表した。それに志喜屋婦人会代表の親川久美子さんは「私は訴えたい」をテーマに、子供の成長を願って、農業で多忙な身ながら、PTA役員をひきうけたものの、大人は理解、協力がない。朝のラジオ体操、PTA会の集り等も悪い。傍観さに困る、子供の教育は先生にのみ頼ることなく、親の教育が大事であると訴える、で発表した。最後に知名婦人会代表の久手堅千恵子さんは「我が家の春は」をテーマに、幸せだった新婚時代から一変して、海の男としてたくましく頼った主人が病に倒れ、続けざまに子供が入院と、目前が黒い日々を送ったが、今日では難病も克服して家庭は幸せでいっぱい。幸せは家族の健康が一番であると発表した。
日ごろ感じたことや、体験、経験を通して訴えた各代表の熱弁に会場から盛んな拍手を送っていた。
厳選の結果、最優秀賞に「姑から学んだ豊かな心」をテーマに主張した志喜屋婦人会の大田孝子さん、優秀賞に「私の子育てと婦人会活動について」をテーマに主張した安座真婦人会の大城まり美さんが選ばれた。
なお、最優秀賞の大田孝子さんは、村代表として、南部地区大会に出場した。
その後演芸に移り、ユニークな踊りに会場の笑いを誘い最後までにぎわった。

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大分類 テキスト
資料コード 008375
内容コード G000000352-0010
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねんNo.50(1988年9月)
ページ 6
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1988/09/01
公開日 2026/09/24