なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

海邦国体を終えて

[写真]知念中学校長 玉城繁
「きらめく太陽・広がる友情」をスローガンに、六日間にわたって繰り広げられたスポーツの祭典海邦国体は、沖縄県が天皇皇后の両杯を獲得し、県民にやればできるの自信と、大きな感動を残して終幕しました。
又、本村で行われた銃剣道競技も少年・成年共に優勝し、県の総合優勝に大きく貢献しました。特に少年の部は、なじみの薄い競技にもかかわらず選手に選ばれた諸君が、長い苦しい練習にも耐え、村民の前ですばらしい技を披露し、見事優勝の栄冠を勝ち得たことは、村民の誇りであると共に青少年に大きな夢と希望を与えてくれました。
さらに「一人一役、ウマンチュが主役」の合言葉で、全村民が一体となって他県選手や役員の受け入れに万全の体制でのぞみ、すばらしい大会運営がなされました。来村された方々の中には帰郷後も知念村の大会に参加した感激が忘れられず賞賛や感謝の便りがきました。その中から神奈川県の鈴木清様のお便りをご紹介致します。
「拝啓、海邦国体沖縄県総合優勝誠におめでとう御座ました。又貴村における銃剣道競技、これまた少年・成年共に勝って下さり、自県神奈川県が勝ったよりうれしいく思いました。特に少年諸君の大奮闘、根性の勝利だとつくづく思いました。
滞在期間中は大変地元の皆様にお世話になりました。貴中学生徒皆様の我々外来者に対する挨拶・態度誠に立派で感心致しました。これは一朝一夕にして出来ることではなく、貴校の平素の教育・貴村民の温い心に存るものと思われました。会場における藤原先生指揮の女生徒によるブラスバンドの悠々たる吹奏は実に立派でした。そして生徒さん方の純真さに心打たれました。どうか今後も頑張るようお伝え下さり、ほめてあげて下さい。二九日にはすぐる大戦で本土の防波堤となり沖縄戦で散華された方々の南部戦跡を巡拝し往時に心をはせ、心よりなくなられた方々のご冥福をお祈り致しました。平和の有難さをしみじみ感じました。本当にありがとうございました。敬具」

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大分類 テキスト
資料コード 008373
内容コード G000000350-0010
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねんNo.48(1988年1月)
ページ 6
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1988/01/01
公開日 2026/09/24