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!おみごと 税に関する作文

税を正しく理解してもらおうと県納税貯蓄組合連合会主催の「税に関する作文」 に応募した知念中学校3年の仲里洋子さんと前城淳子さんが、みごと入選と佳作に輝きました。
同コンクールには県内40校から225点の応募があり厳しい審査の中、 同校から2人の入賞者がでたということは大変すばらしく意義あるものです。
以下は、入選した2人の作文です。おめでとうございます。

「税について」
[写真]知念中3年 仲里洋子さん
「税っていったい何の役に立っているのだろう」私がそう思い初めたのは、先生に「税についての作文を書いてきなさい」という言葉を受けたからです。
最初、「税」という言葉を聞くと、「なぜわざわざ人が働いて稼いだお金を国に納める必要があるのだろう」という疑問といやなイメージでいっぱいでした。
でもある日、先生から借りた税金の資料を見たり、読んだりすると、私の今までの考えが自分勝手な考えであったことに、気づきました。私達の生活に関するものはすべて、税金でまかなったものだったのです。例えば、交通の整備、学校の建設、毎日私達が勉強している机、教科書までにも、税によってまかなわれていたのです。
私は母に、「税金はないほうがいいの」と問うと、
「そりゃあ、ない方がいいけど、なかったら洋子、どうやって勉強するねえ」と、反対に問われました。
「税金がなかったらどうなる」考えれば、考える程、恐ろしい世の中を想像します。道路が整備されていないため交通事故の多い世の中になり、私達がどんなに勉強をしたくても、学校、教科書やノートまでもないのですから、勉強はできません。そういう世の中にならないためには、ぜひ税金が必要なのです。
憲法第三十条に「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ」と定めています。今までこの法律に疑問をもっていた私は、やっとその疑問が解けました。
私達が、今の幸福な生活ができるのは、すべて税金、つまり私達のお父さん、お母さんの稼いだお金であって、誰のお金でもありません。もしその中に一人でも「税金なんて納めなくてもいい」と考えている人がいて、どんどんそんな考えを持っている人が、多くなれば、私達の生活、その人の自分の生活はきっと、苦しい、みじめな生活になっていくと思います。
税金というものは、一人、一人が納めただけでは何の役にも立たないと思います。みんなが、日本中すべての人が、一緒になって納めて初めて役に立つと思うのです。だから、その税金の意義をしっかりと理解し、税金を納めることを誇りに思わなければいけないと思います。なぜってそれは、自分が納めている税金が、みんなの、そして、自分の役に立っているからです。自分たちの手でつくるしかないのです。それをつくっているのが税金なのではないのでしょうか。


「税金について」
[写真]知念中3年 前城淳子さん
「税金」というとまず暗いイメージが浮かびます。取られるという考えが頭の中にあるからです。父や母は給料を取ると、「税金が高い」といってため息をつきます。取られるというイメージが強いのはそのためでしょう。しかし、よく考えてみると「取られる」のではないことが分かります。
税金はすべて私達の社会をよくするために使われます。私の身近なものでも学校の校舎や教科書など、また私達が利用している道路の整備なども税金でなされています。ほかにも医療施設や福祉にも使われています。こうやって考えると税金は「ムダな投資」ではなく、私達の生活を向上させるための「未来への投資」なのだと言えると思います。
この作文を書くにあたって税金について調べてみました。税は国が課す国税と地方公共団体が課す地方税とに分けられ、地方税は県が課す県税と市町村が課す市町村税とに分かれます。その中でまたいくつかの税に分かれます。国税の中でも、よく耳にする所得税などの直接税の他にも酒税や砂糖消費税といった間接税のあることも初めて知りました。そうして納められた税金は教育費や土木費などとして私達の生活の向上のために使われています。
このような税金の制度のおかげで、今のような住みよい社会になりました。しかしこれから解決しなければならない問題も数多くあります。二十一世紀に向けて日本は高齢化社会になると言われています。五人に一人が六十五才以上の老人となるそうです。それでは、医療施設や福祉などをもっと充実させたものに、しなくてはいけません。高齢化に対応できる社会にしなければならないと思います。そのためにはやはり、巨額な費用がかかり、今の税金の制度ではまにあわなくなるかもしれません今よりも納税者になる私達に負担がかかるかもしれません。しかし、税の目的を充分に理解し、納めていくことが大切であると思います。
私はこの作文を書いて「税金は取られるものではなく、私達の生活の向上のために必要なものだということが分かりました。これからも「税」について感心をもち、よく理解していけるように努力していこうと思います。
私達の未来のために………………

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大分類 テキスト
資料コード 008371
内容コード G000000348-0022
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねんNo.46(1987年3月)
ページ 10
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1987/03/
公開日 2026/09/24