[写真]東京女子医科大学産婦人科教授 井口登美子
かつては五十歳ぐらいでおばあちゃん扱いされ、希望をもつにも心細い時代でした。いま、女性は"人生八十年"の世の中となりました。閉経したあとの人生が約三十年もあるのですから、その期間をいかに過ごすかを考えたいものです。
没頭できるものを何かつくる
更年期を迎える年齢になったからといってしぼんでしまわずに、積極的に没頭できるものを何かひとつつくることをおすすめします。趣味でもサークルでも自分の入りこめるものをつくり、若い人と話せる場を築き、孤独感に陥らないようにすることが、更年期を乗り越えるポイントです。この期間をいかに過ごすかが、これからの人生を左右する大きな分かれ道になるといえます。
これからが充実した期間
日本人女性の平均閉経年齢は四十九歳ぐらいで、個人差はありますが、この前後十年間を更年期といいます。しかし、この時期にあっても障害のでない女性が半分ぐらいいます。「何かあったかな」という程度の意識で、更年期を通りすぎてしまうことが多いのです。ですから「そろそろ更年期だから障害がでるだろう」などと考えないことが、一番大切です。楽しいときや仕事・趣味にうちこんでいるときは、障害に気付かなかったり、忘れてしまっていることが多いようです。
いままではどちらかというと主人のため、子供のための人生でしたが、これからは家族とともにエンジョイできる、より充実した期間が訪れるのではないでしょうか。更年期だからといって老けこむなんて考えずに、明るくふるまうよう心がけましょう。
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|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008369 |
| 内容コード | G000000346-0015 |
| 資料群 | 旧知念村広報 |
| 資料グループ | 広報ちねんNo.44(1986年10月) |
| ページ | 7 |
| 年代区分 | 1980年代 |
| キーワード | 広報 |
| 場所 | 知念 |
| 発行年月日 | 1986/10/6 |
| 公開日 | 2026/09/24 |