去る八月十八日沖縄本島地方に接近した大型で並の強さの台風十号は最大瞬間風速四五メートルを記録し十八日夜半から十九~二〇日の三昼夜、沖縄本島地方で大あばれ、県内各地に、台風10号地すべり、道路の決壊、農作物の倒状、折損、停電等の被害をもたらしました。
本村でも、具志堅地内で農道が、長さ二五メートルにわたって決壊し、車の通行が不可能になりました。
また、久手堅地内でも、村民体育館の屋上に設置された、換気扇一基が倒壊し、トタン屋根六カ所が陥没し、雨もれによる被害が出ました。
農作物では、サトウキビ、キュウリ等に被害が見られ、サトウキビでは、被害面積にして一〇〇ヘクタールが葉片裂傷、倒状等、被害額三、〇四九千円、立毛中のキュウリでは四ヘクタールが被害にあい、被害減収、四〇トンで、被害金額にして六、〇〇〇千円の農産被害となりました。
久高島では、故障の原因がはっきりしないまま、八月一八日午前一時半ごろ停電し、三昼夜も復旧されませんでした。
離島である上に、台風による停電被害にあった久高島では、台風のため船舶の運行ができず、沖縄電力㈱の復旧作業要員七名が、県の自衛隊の災害派遣要請により、陸上自衛隊ヘリで輸送され、その後、点灯されました。
[写真]▲具志堅地内、農道の決壊
[写真]▲村民体育館の雨もれによる被害
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|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008553 |
| 内容コード | G000001365-0008 |
| 資料群 | 旧知念村広報 |
| 資料グループ | 広報ちねんNo.33(1984年10月) |
| ページ | 9 |
| 年代区分 | 1980年代 |
| キーワード | 広報 |
| 場所 | 知念 |
| 発行年月日 | 1984/10/20 |
| 公開日 | 2026/09/24 |