去る五月一日、午後五時から久手堅チンヂ原において、昨年十月に着工、今年三月に完成した社会体育の殿堂、知念村民体育館(総面積二一九一平方メートル、総事業費三三〇、二七〇千円そのうち国の補助六六、五〇〇千円、 県補助九三、〇五八千円、起債一六八、〇〇〇千円、一般財源二、七一二千円)の完成を祝ってその開所式が当体育館で挙行されました。
この開所式には仲里常延村長はじめ、屋我嗣将議会議長、神谷善英教育長、役場職員ら約九十名余が出席して体育館の完成を祝いました。
開所式に先立ち、体育館正面玄関入口で村長、議長、教育長らによるテープカット式があり、多数の職員が見守る中、万雷の拍手でもってテープがカットされ、開所式の幕が開かれました。
その後、新装し、近代的技術をとり入れた広々とした体育館で盛会に式典が催されました。
まず式典は、仲里村長があいさつし、「このたび六千村民待望の知念村民体育館が自然景観に恵まれた、ここチンヂ原に見事に完成しましたことに対し、村民と共に心から喜ぶものであります。
この体育館は、村民のスポーツ、文化振興の拠点として、また第四二回海邦国体(銃剣道)の会場として活用される施設となるもので誠に意義深いことであります」と。体育館の完成を祝うとともに村民へのお祝のことばを述べました。
また「本体育館の機能を充分に生かし、村民がますますスポーツに親しみ、体力づくりの場として活用し、活力に満ちた豊かな日常生活を営むことを期待します」と体育館の積極的活用を強調しました。
さらに「『きらめく太陽、ひろがる友情』のスローガンのもとに開催される第四二回海邦国体の成功に向けて全村民の協力体勢を強化していく所存である」と、国体に向けて村当局の強力な準備体勢と全村民の協力を訴えました。
また、国体終了後は「村民の総合いこいの場として、地理的、歴史的条件を充分に生かした緑地公園等の施設整備を行い、豊かな人間性の形成と二一世紀に向けて世界に羽ばたく「心豊かな知念村民』づくりの場として、その利用が期待される」と、国体終了後の跡利用計画について指針を述べました。
その後、屋我嗣将議長による来賓のことばがあり、参加者全員で"万歳"三唱。式典の幕を閉じました。
開所式のあいさつ
このたび、六、〇〇〇村民待望の知念村民体育館が自然景観に恵まれた、ここチンヂ原に見事に完成しましたことに対し、六、〇〇〇村民と共に心から喜ぶものであります。
この体育館は、村民のスポーツ、文化振興の拠点として、また第四十二回海邦国体(銃剣道)の会場として活用される施設となるもので、誠に意義深いことであります。
本施設の建築にあたり巨額の補助金を交付して下さいました。国、県に衷心より感謝を申しあげます。
尚、景観、機能共に秀れた設計を入れて下さいました金城安信建築設計事務所、最新の技術を駆使し、堂々と完成させて載きました建設工事共同企業体の小正建設、照朝組、丸石設備、柴電様に対し、衷心より厚く御礼を申し上げます。この体育館の工事に当たり、忘れてはならないことが三つほどありますのでお知らせ致します。
先ず第一番目は、準備万端用意周到な工事施行により無事故で終ったこと、無事故に勝るものはなし、第二番目は、防衛施設局の査定が予想以上に時間がかかり工事着工が大巾におくれたため工期にまに合わすため、一日二十四時間を四十八時間にして頑張ったこと、さらに五十九年の正月元日の初日の出も作業場で拝んだこと、第三番目は義俠心高い小正建設社長の小波津清和様の有難い配慮によりまして殆んど知念村出身の技術員であったこと、以上のエピソードをお知らせし、改めて建設丁事にあたられた各社の格別の御配慮に対し真心から感謝を申し上げます。
これからは、本体育館の機能を充分に生かし、村民がますますスポーツに親しみ体力づくりの場として活用し、活力に満ちた豊かな日常生活を営むことを期待します。
さらに「きらめく太陽、ひろがる友情」のスローガンのもとに、開催される第四十二回海邦国体の成功に向けて、全村民の協力体勢を強化していく所存であります。
又国体終了後は村民の総合いこいの場として、地理的、歴史的条件を充分に生した緑地公園等の施設整備を行い、時代にふさわしい、豊かな人間性の形成と二十一世紀に向けて、村民が大きく世界に羽ばたく「心豊かな知念村民」づくりの場として、その利用が期待されます。
以上六、〇〇〇村民への御報告をかね、開所式の御挨拶と致します。
昭和五十九年五月一日
知念村長仲里常延
[写真]▲見事に完成した村民体育館
[写真]▲関係者によるテープカット
| ダウンロード | https://docs.google.com/uc?export=download&id=1o0NaoSje9XdIi7_f57bPOFGF7pZPrbAe |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008551 |
| 内容コード | G000001363-0002 |
| 資料群 | 旧知念村広報 |
| 資料グループ | 広報ちねんNo.31(1984年6月) |
| ページ | 9 |
| 年代区分 | 1980年代 |
| キーワード | 広報 |
| 場所 | 知念 |
| 発行年月日 | 1984/06/30 |
| 公開日 | 2026/09/24 |