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文化財を見直そう 村文化財めぐり

知念村教育委員会では十一月三日午後一時から、四時三十分まで「文化の日」にちなんで知念村文化財めぐりと映写会を行いました。
これは、私たち知念村にも多くの遺跡、貝塚、グシク、ウタキ等大切な文化財があることを知り、これらの文化財が国民的財産であることを自覚することもに、こうした大切な文化財に対して認識を高め、保護活動を推進していこうということで行なわれました。
当日の文化財めぐりには村内各地に分布する文化財を目で見て巡り、文化財を見直そうと、村内から神谷教育長、はじめ具志堅収入役、主婦、学生、青年、教師など十数人が参加しました。
文化財の説明には村文化財審議委員会の新垣源勇委員・親川栄助委員が招へいされました。
一行は午後一時、マイクロバスに乗って、斉場御嶽→ナーワンダーグスク→知念城址→志喜屋グスクのコースで史跡を探訪。
昭和四七年五月、国の史跡文化財に指定、アマミキヨが作った国始めの七御嶽の一つと伝えられ琉球最高の聖城「斉場御嶽」をはじめ、古代集落の祭紀遺跡「ナーワンダークシク」を見学しました。さらに具志堅の越地の入口で具志堅から知念城跡へ通ずる道の三叉路に魔除けのためにおかれた「具志堅のシーサー」また、「知念御川」「神降り初めのぐすく」など。「知念城」は霊場であり、知念按司代々の居城跡として伝承されている。そして、稲作発祥伝承地、「三穂田」の遺跡、志喜屋国道三二九号線沿いにあり、標高六〇メートルの石灰岩丘陵上に築かれた古いグスク「志喜屋グスク」などを巡りました。
文化財めぐりに要した三時間の間、新垣源勇・親川栄助、両委員は、それぞれの史跡で、民俗、歴史、考古学的な意味や先祖の生活ぶりについて、興味深く、エピソードをまじえて説明され、一行の中には注意深く聞き入れる者やメモをとる者もおり村内各地に分布する大切な文化財に対し認識を新たにし、感概深く「文化の日」を満喫しました。
その後、中央公民館三階視聴覚で村内東部に分布する文化財や久高島に昔から伝わる伝統行事や文化財がスライドにより紹介され、午後四時三十分に文化財めぐりと映写会を終えました。
[写真]▲新垣先生の説明に聞き入る一行
[写真]▲知念城跡西側にある三穂田
[写真]▲志喜屋城址内で新しく発見されたハル石について説明する親川委員。

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大分類 テキスト
資料コード 008549
内容コード G000001361-0005
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねんNo.29(1983年12月)
ページ 6
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1983/12/10
公開日 2026/09/24