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予防接種の知識 ◎小児マヒ ポリオ生ワクチン 二回の接種で免疫ができます

[写真]▲予防接種
ポリオ生ワクチンは、生後三カ月から四十八カ月(できるだけ十八カ月までが望ましい)の間に、二回飲みます。
二回の間隔は、六週間以上離れていれば少々間があいてもかまいませんが、完全に免疫をつくるために、必ず二回受けるようにしてください。
ワクチンは甘いシロップ液になっており、少量を小さなビペット(目盛りのついたスポイト)で飲めばよいので、嫌がって吐くことはあまりありません。
もし、ワクチンを半分以上口から出してしまったときは、もう一度飲まなければなりません。
ワクチンを飲むことによってその中に含まれているウイルスが腸の中で増え、腸に免疫ができるのです。
腸内でウイルスが増えると、当然、大便に混ざって排せつされます。
ワクチンに含まれているウイルスは毒性を弱めてありますが排せつ物を通して人から人へ感染していく間に、強い毒性を持つようになることがあります。
その結果、ごくまれに、生ワクチンを飲んでいない人が感染するというケースもあります。
ですから、ポリオ生ワクチンは、みんなが一緒に飲んで、その地域全体を免疫にする集団接種の方法が採られています。
わが国では、ここ二十年近くポリオの流行はありません。といって安心は禁物。
この状態を維持していくには紹介したような方法、飲み方を守っていくことが大切です。

三種混合ワクチン接種回数は必ず守る
百日ぜき、ジフテリア、破傷風の予防接種を同時に行うのが三種混合ワクチンです。
予防接種を受ける前に、どんな病気なのか頭に入れておきましょう。
◎百日せき
百日ぜき菌によって起こる伝染病です。患者や保菌者のせきやくしゃみから感染します。かかり始めは普通のかぜと変わりません。
しかし、せきが次第にひどくなり、息を吸うことも困難になります。高熱は出ませんが、食欲がおとろえたりします。
◎ジフテリア
ジフテリア菌によって起こる伝染病です。患者や保菌者のせき、くしゃみから感染したり、ハンカチや食器についたジフテリア菌が、のどや目の粘膜、傷口から侵入して起こります。
病気にかかると発熱し、粘膜に灰色がかった膜のようなものカできます。
◎破傷風
破傷風は伝染病ではありませんが、かかると命にかかわる危険性の高い病気です。土の中にいる破傷風菌が体の傷口から入って起こります。
三種混合ワクチンは、生後三カ月から四十八カ月の間に接種を受けます。
接種回数は一期三回、二期一回の合計四回。接種の日時などは保健所から通知されます。
接種を受けるとき注意したいのが、接種回数を必ず守るということです。前回との間隔があきすぎたからといって途中で止めないでください。
三種混合ワクチンを接種した後、免疫の低下を防ぐ意味から十二歳でジフテリアと破傷風の混合ワクチンを一回接種します。
三種混合ワクチンの副作用については、昭和五十六年秋以降改良ワクチンが使用されるようになってから発熱は非常に少なくなりました。
また、注射後一週間ぐらいまでに、しこりができたり、赤くなったりすることがありますがあまり心配はいりません。

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大分類 テキスト
資料コード 008547
内容コード G000001359-0015
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねんNo.27(1983年7月)
ページ 14
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1983/07/30
公開日 2026/09/24