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台風シーズンに備えて

[図表]台風の大きさ、強さの表現
台風の被害を最小限に食い止めるには、わたしたち自身の日ごろの心構えが最も大切です。そこで、台風シーズンを前にわたしたちが災害から生命、財産を守るために気をつけたい点を見てみましょう。
日ごろの備えを万全に
〈いざというときに備えて〉
▲自分たちが住んでいる地域ではどんな災害が起こりやすいかを調べ、災害が発生した場合に備えて安全な避難場所と避難経路を確認しておきましょう。
▲停電したら真っ暗やみーこれでは、お手上げの状態です。懐中電燈、ロウソク、トランジスタ、ラジオなど用意しておきましょう。
▲避難するときの携行品を非常袋に入れ、すぐ持ち出せるところに置いておきましょう。
非常袋には水にぬれても文字が消えない筆記用具などで家族の住所、氏名、生年月日、血液型、避難予定地などを記入しておきましょう。
▲お年寄り、子供、病人などのために、ふだんから安全な場所を確保しておきましょう。
〈台風が近づいたら〉
▲ラジオ、テレビの台風情報をよく聞いて対策をたてましょう。
▲家屋、塀などを補強し、溝や下水の流れをよくしておきましよう。
〈避難するときには………〉
▲まず、お年寄り、子供、病人を早めに避難させることです。
▲災害状況を軽くみないこと、デマに或わされずに、消防、警察などの防災機関の広報に注意しましょう。
▲服装は行動しやすいものが何よりです。
とくに頭にはヘルメット、または厚めの帽子をかぶり、靴は底の丈夫なズック靴が最適。手袋も用意しましょう。
台風の"強さ"と大きさ"を知ろう
「強い風と雨を伴った"大型"で"なみ"の台風〇〇号が進路を北北東に変え………」
台風の動きが気になってテレビやラジオのスイッチをひねると「強い、なみ、大型、小型、」といった言葉をよく耳にします。
もちろんこれは台風らの規模を表現したものですが、いったい何を基準にしているのかまでは、あまり知られていないようです。
八月は台風のシーズンです。適切な防災体制をすぐとれるように、まずは台風の正確な規模を判断できるようになりましよう。
〈強・弱〉
水が高い所から低い所に流れるように、地球上の大気も気圧の高いほうから低いほうに向って流れ込む性質があります。台風は低気圧の一種ですから周りの空気は、気圧が非常に低くなっている台風の中心に向かって、猛烈な勢いで吹き込むことになります。
つまり、台風の中心気圧が、周りの気圧より低ければ低いほど風が強く吹き込むので"強い台風"逆に周りの気圧に近ければ近いほど"弱い台風"ということになります。
〈大、小〉
次に、台風の大きさはどのように表わすのでしょうか。
台風を天気図に表わすと、その周辺の等圧線は木の年輪のような同心円状となります。
その中の一〇〇〇ミリパールの等圧線を基準にし、半径の大きさで台風の大小を決めます。
例えば、半径が二〇〇キロから三〇〇キロを中型(なみ)の台風、一三〇〇キロから六〇〇キロを大型(大きい)の台風と呼ぶわけです。
しかし、"小型でなみ"の台風だからといって、決して安心してはいけません。
局地的に強い風や雨をもたらすことがよくあります。
また、台風が遠い南の洋上にあっても、日本付近に低気圧や前線があると、台風の刺激を受けて局地的な大雨を降らせることもあります。
"天災は忘れたころにやってくる"有名なことわざを家族全員で肝に銘じて、台風による災害を最小限に防止したいものです。

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大分類 テキスト
資料コード 008547
内容コード G000001359-0014
資料群 旧知念村広報
資料グループ 広報ちねんNo.27(1983年7月)
ページ 13
年代区分 1980年代
キーワード 広報
場所 知念
発行年月日 1983/07/30
公開日 2026/09/24