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| 解説 |
特別企画「地域行事の“いま”」は、南城市の各地で行われている、多様な地域行事の”いま”を紹介する映像シリーズです。Season1ではコロナ禍の様子を、Season2ではコロナ以降の様子をお伝えします。 今回は、佐敷字津波古で旧暦5月4日に行われる「馬天ハーリー」を紹介します。 撮影年月日:2025年5月30日(旧暦5月4日)、6月1日 撮影場所:[5月30日]津波古の竜宮神、佐敷中城漁業協同組合、馬天港 / [6月1日]馬天港 ユッカヌヒーは旧暦5月4日に行われる行事で、この日、沖縄各地では海の神への豊漁祈願の儀礼やハーリー(ハーレー、爬竜船の競漕)が行われます。子どもの健康や成長を祝う日ともされ、かつての子どもたちにとってはおもちゃを買ってもらえる特別な日でもありました。 南城市佐敷字津波古でもこの時期、馬天港でハーリーが行われます。 運営は、佐敷中城漁業協同組合関係者、津波古区公民館職員、津波古区有志のスタッフによって支えられており、スタッフが着用するTシャツは、手書きのデザインに情熱を傾け、厚生労働省「現代の名工」にも選ばれた津波古の福田宗男さん(福田工芸)によるデザインです。 ハーリーの練習は、約1か月前から馬天港にて漁協組合員の指導の下で行われ、またハーリー当日のかじ取りも、班・小学生・中学生・女子の部のレースは漁協組合員が担当します。ハーリー常連チームの地元のフリースクール珊瑚舎スコーレの方からは、「週末に練習を重ねた。ひとつの船に男女が乗るようにして、単なる速さ競争ではなく、それぞれの良さから学び合う機会を作っている」とのお話を伺うことが出来ました。 馬天ハーリーは、コロナ禍の3年間の休止を経て2023年に再開し、現在はコロナ以前の活気を取り戻しています。2025年はユッカヌヒーが平日だったため、当日に祈願を行い、ハーリーは直後の日曜日に行われました。 ユッカヌヒー当日の祈願は、まず津波古区の役員が津波古の土帝君(トゥーティークン)を訪れ、区民の無病息災、五穀豊穣と豊漁、そして区の繫栄を祈願します。 その後、津波古の竜宮神(リューグーシン)にて、区長、神役、佐敷中城漁業協同組合員、地域住民が、航海安全と豊漁を祈願します。 同日には馬天港で、同組合員が所有する漁船と、ハーリーで使用するサバニのお清めも行われます。 ハーリー当日は、馬天港に停泊する船に色鮮やかな大漁旗が掲げられ、会場には飲食店やおもちゃなどを売る様々な屋台が並んで、多くの来場者で賑わいます。 ハーリーは、佐敷字仲伊保と馬天の海人による「御願バーリー」から始まり、続く「本バーリー」は5つのカテゴリーで競われ、2025年は合計44チーム(一般・職域の部22/班対抗の部9/小学生の部7/中学生の部2/女子の部4)が参加して、仲間と力を合わせてサバニを漕ぎ、見守る人々から熱い応援が送られました。 【参考文献】小西公大「ユッカヌヒー」渡邊欣雄、岡野宣勝、佐藤壮広、塩月亮子、宮下克也(編)『沖縄民俗辞典』 吉川弘文館、2008、p.540 ★佐敷中城漁業協同組合員による、キハダマグロ(方言名:チンバニー)の解体動画(ユッカヌヒーに撮影)も、あわせてぜひご覧ください。竜宮神にて供えられた魚の刺身も、同組合員が釣り上げたチンバニーです! URL:https://youtu.be/cfEvGMocaSM ★なんデジで公開中の以下の情報もぜひご覧ください 「地域行事の“いま”」 https://nanjo-archive.jp/feature/1027/ 佐敷エリアのハーリーにかんする資料 https://x.gd/oKS9r |
| 大分類 | 動画 |
| 小分類 | デジタルデータ |
| 資料コード | 000000 |
| 内容コード | C000015686 |
| 再生時間 | 0:29:09 |
| 資料群 | 地域行事の"いま" |
| 資料グループ | Season2 |
| 年代区分 | 2020年代 |
| キーワード | 年中行事民俗 |
| 場所 | 佐敷-津波古 |
| 収録年月日 | 2025/06/01 |
| 責任表示 | 南城市教育委員会 |
| 出典 | ー |
| 公開日 | 2026/04/03 |