在亜大里村人会の定期総会と敬老会
在亜大里村人会第四十三回定期総会と敬老会が沖県連サロンで五月三十一日開かれた。新垣オラシオ氏の開会の辞で始まり、まず戦没者への黙祷、引き続き大城ギゼルモ会長の挨拶があり、村人会の意義を強調して、二、三世に協力を要望、なお一層盛り上げるよう求めた。議長に又吉良吉氏が就任、議事日程に従い会務・会計報告がなされ、審議の結果異議なく承認された次に新会長に選ばれた新垣重光氏(農牧技師)の挨拶に先輩のご指導とご協力をお願いし、ウチナーンチュのすばらしい風俗、習慣・伝統文化を伝えたいと結び、なお、百二十名余りの学士号の取得者を輩出したことは、我々村人の誇りであり、先輩の教育に対するゆるぎない精神の賜と強調した。敬老会は、会長の挨拶につぎ宮城重雄氏の乾杯の音頭で始まり、敬老者に記念品が贈呈された。また、宮城盛仁氏による敬老者代表の謝辞があり、杯気分でっいでに懐メ口まで披露し皆を喜ばせた。余興の進行は新垣哲次君、嘉例の演奏は本会の野村流教師と会員によって始まりかぎやで風は新垣マリアナ(第7期村費研修生)と大庭舞踊研究所の門下生との共演で幕がきって落とされた。プログラムは二十を数え特に光ったのは、沖縄芸術大学で腕を磨いた琉球美人の与那嶺エリカさんとその妹がカナヨー天川を披露し観衆を魅了した。次に銘打って「かりゆし太鼓」本来の琉球国祭り太鼓や夢海渡太鼓とも異なりアルドンチン生まれの太鼓技が披露された。グループは六人で編成され琉球民謡四曲を奏でそれに合わせて振り付けされたものである。一風変わった雰囲気とあじわいがあった王宰は工ミリアノ君(第五期村費研修生)である。それに上口説、四季の喜び、安里屋ユンタ、松竹梅、稲マジン浜千鳥なども輝いたまた新垣勇・知名定一両氏の主宰する琉球サップ会による一十名余りの二、三世による三線の音は会場を沸かした。二、三世がアイデンティテイ(スペイン語ではイデンティダー)を求め祖先の文化を継承することはすばらしい事であると先輩達は感激していた。中でも一番喝釆が多かったのはチビッ子達の歌や踊りであった。その祖父母たちが幸せそうな顔で微笑んでいたのが印象的だった。会場は満杯で各自持参のご馳走と婦人部による沖縄そばに舌鼓を打ちながら、歌や踊りを観賞し、毎年二、三世が多く参加して来る事に村人会は大きな期待を寄せている。締めくくりは、大里村民音頭につづいてカチャーシーで幕を閉じた。毎年の事ながら大庭、山本、内間、与那嶺各琉球研究所と比嘉オラシオ空手研究所の協力でいやがうえにも盛り上がった事を、村人会関係者は「イッペー二ヘーデビル」とあった。なお今年度の六幹部は次の通り、会長=新垣重光、副=金城勇、幹事大城アリシア、副=上原マルタ、会計=新垣オラシオ、副=大城ローサ。
(比嘉光雄)
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/14Na4dq2bY9O2YBgHPz4lM3k9sTx16nZk/view?usp=drive_link |
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| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008463 |
| 内容コード | G000001107-0014 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第275号 |
| ページ | 9 |
| 年代区分 | 2000年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 2003/08/01 |
| 公開日 | ー |