なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

精神療養者家族会 「月桃の会」結成

会長西銘常子
平成十五年六月二十四日、精神療養者の社会復帰促進などを図ることを目的に、村精神療養者家族会「月桃の会」を立ち上げました。会の名称は月桃(サンニン)の葉に一人々の心の病を包みはぐくみ、健やかでたくましく成長を成し、これからの社会への自立と復帰をと願いをこめながら支えあっていこうと名づけました。私たちをとりまく社会環境や福祉社会の中で精神療養者の自立と社会参加が促進されるように福祉施策は着実に准展しております。このような社会の中で安心してだれもが生き生きと自分らしい生活が送れる社会そして復帰への実現をめざして共に生きる環境と会員相互の親睦を深め、協力しあって、心のなごむ家族会活動を念頭におき、ゆっくりとあせらず歩み始めていきたいと思いますまた、会員につきましては療養者を抱える家族はもとより、家族以外の方でも会の主旨に賛同する方は賛助会員として一口千円で入会できます今後とも行政はじめ各関係機関や団体、村民の皆様のご指導ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

「野の花作業所」もよろしく
作業所指導員山城正人
六月二十六日から「野の花」作業所(精神療養者)で勤務しています山城正人といいます。昨今、精神保健医療福祉の施策は、「病院~施設の時代」となっています。私は八年間に渡り精神科の病院で勤務をして参りましたが、これまでの経験を精神療養者の地域支援の中で活かせたらと思い、喜んで野の花作業所へ飛び込みました。作業としては①昆布結び、②紅芋の皮むき、③農耕、④パン委託販売、⑤発砲スチロール割りなどを行っています。実際に療養者と作業をしてみると、簡単そうに思えるのですが細かい作業が多く、集中力と持続力がないと出来ないものであり、日々療養者から教えられることばかりです。しかし療養者の多くは、対人環境や生活環境の変化などによるストレスの為に、その人が本来持っている生活能力や作業能力を発揮出来なくなり、地域での生活に障害を抱えている方も少なくありまわん。野の花作業所では、地域の中で実際に作業を行い、療養者が適度な刺激を受けながら個々の抱える障害が軽減出来るように、安心していられる場」と、支えあい認め合う「人」と、個々に応じた役割で参加出来る社会的な「活動の提供を基本として、療養者の支援に取り組みたいと思います。去った六月には、家族会「月桃の会」も結成されました療養者にとり身近で理解をしてくれる人々の存在は、症状の安定にとても大きなものです。村内で療養者の方がいるご家族の方、是非とも月桃の会で活動を共にして頂ければと思います。最後に、療養者の方々が「一人の生活者」として、地域でより良い生活が送れるように、自立と社会参加をはじめ、個々の「自己実現(その人らしく生きる)」の達成を目指して、村民の皆様のご理解のもと、野の花作業所の活動を行っていけたらと思います。
いっしょに働いています 補助員 宮城小百美

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大分類 テキスト
資料コード 008463
内容コード G000001107-0013
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第275号
ページ 8
年代区分 2000年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 2003/08/01
公開日