*住民の声が届きにくくなって、サービスのきめ細やかさが失われませんか?
以上に求められるでしよう。住民の皆さんの声を直接聴いて、きちんと反映させるような仕組みをもっと増やしていくことによって、きめ細やかなサービスを提供することができるようになります。地域ごとの公聴会、行政モニター、アンケートといった従来からある手法だけでなく、インターネットを活用した意見募集なども有効な方法でしよう。また、住民の皆さんに対して直接サービスを提供する職員については、配置転換などにおいて配慮することによって、きめ細やかなサービスを維持することができるでしょう。
*各地域の歴史、文化、伝統などが失われていきませんか?
合併前の地域においてそれぞれ育まれてきた歴史、文化、伝統などについては、旧市町村の名称を市町村内の町、字名や学校などの公共施設の名称などとして残したり、合併を機に地域の資料館などを整備したりして新市町村の貴重な財産として守っていきべきものです。住民のみなさんも地域の歴史や文化を見直すチャンスではないでしようか。
地域の歴史を残す資料館
地域の祭り
旧市町村名の学校
*財政状況に差がある市町村の合併は、財政状況の良い市町村に不利になりませんか?
たしかに財政状況に差がある市町村の合併については、このような不満の声も聞えます。しかし、住民の立場からすれば、通勤地、通学地などを含めた生活圏の一体的な発展が図れることの方が望ましいとも言えるのではないでしようか。
*福祉などのサービス水準が低下したり、水道料金などが高くなるということはありませんか?
合併前の市町村間で住民サービスの水準が異なったり、使用料や手数料が異なることは多いのですが、合併してこれらの水準化がなされる場合には、一般的には、事務処理の方法の効率化によってサービス水準は高い方に、負担は低い方に調整されることが多いと言われています。これらは、合併前の市町村間で話し合って決められます。
事務処理の方法の効率化
合併協議会
一般的に考えられる市町村合併の良い点と問題点
《期待される良い点》
①利用可能な公共施設(図書館、スポーツ施設、保健福祉センター等)や、住民票の発行などのサービスが受けられる窓口が増えるなど、住民の利便性が向上します。
②行財政基盤が強化され、小さな市町村では設置困難な専門的、専任の組織・職員を置くことができ、より専門的かつ高度なサービスの安定的な提供が可能となります。
③重点的な投資により、地域の中核となるグレードの高い施設の整備や、大規模な投資を必要とするプロジェクトの実施が可能となるとともに、広域的視点に立って、道路や公共施設の整備、まちづくりをより効果的に進めることができます。
④広域的な視点から環境問題や水資源問題観光振興などについて、有効に展開したり、公共施設の効率的な配置が可能となります。
⑤サービスを低下させずに職員数を少なくし、経費の削減も図れます。
⑥より大きな市町村の誕生が、地域のイメージアップと、全体的な成長力や苦境を乗り越える力が強くなるなど、総合的な活力の強化につながります。
《心配される問題点》
*市役所が遠くなって、今までより不便になりませんか?
合併後も、それまでの市役所や町村役場は、新市役所の支所や出張所として通常使われて、住民票の写しや印鑑証明の交付といった窓口サービスは今までと変わりなく受けられます。また、情報技術を積極的に活用することによって、近い将来いろいろな場所からオンラインで申請や証明が行えるようになれば、地理的な距離は問題にならなくなるでしよう。
*中心部だけがよくなって、周辺部はさびれませんか?
合併前に、地域に住民の皆さんのさまざまな意見を反映させながら、市町村間で合併後のまちづくりをどのように進めていくかを話し合い、中心部だけではなくて、周辺部のことにも配慮したまちづくりの計画(市町村建設計画といいます)をつくることができます。また、合併後は、旧市町村の区域ごとにつくることができる地域審議会という組織で、新市町村が地域間のバランスをとって事業の実施をしているかどうかをチェックすることができます。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1E1W1a2RU_Irs1sDsfx8H49CffnIzpw8G/view?usp=drive_link |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008463 |
| 内容コード | G000001100-0003 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第268号 |
| ページ | 4-5 |
| 年代区分 | 2000年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 2003/01/01 |
| 公開日 | ー |