なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

文化財シリーズ31 稲嶺の獅子舞

獅子舞は、悪霊を払い、五穀豊饒と共同体構成員の繁栄がもたらされるという考えと共に中国から伝わってきたといわれています。豊年祭の第一番目の演目として舞台で舞われ、座を清めると共に邪気を払うとされています。稲嶺の獅子舞は、四〇〇年程の伝統をもつと伝えられており、区の守り神と火ゲーシ(火災予防)の守り神として獅子を祀っています。獅子舞は、旧暦の八月十三日~十五日にかけて行われる十五夜遊び、別名獅子ぬうとういむち(おもてなし)で演じられています。獅子舞の上演場所は、村屋(現公民館内の舞台)、根屋(庭の仮設舞台)、獅子毛(農村公園の仮設舞台)で行われ、十四日には根屋で、十五日には獅子毛で行われています。十五日の豊年祭では道ジュネーが行われ、ウドウイ屋・獅子屋・村屋・根屋・獅子毛の順に巡って、獅子毛の舞台の上座に獅子が座し、豊年祭がとり行われます。獅子舞の演技は、獅子舞の前に舞方棒が演じられ、その後に三線と銅鑼の音によって、まず獅子舞をあやつる人物が丸い餌のような道具を使って、獅子を誘いだし、その誘いによって獅子が舞台に現れ、舞いが始まります。その舞いの型には、胴体のかゆい箇所をかくしくさを表現する舞や舞台の四隅に走り寄る舞、蛇がおこって立ち上がる様を表現した舞、唐手の型になざらえての舞、悦に入った喜びを表現する舞などがあげられます。戦後、獅子頭が焼けてしまったため新たに獅子頭を造り直し、獅子舞を行っています。その後、昭和四十年に獅子頭を、平成十年に獅子の毛を造り直し現在に至っています。また、獅子舞は行われないものの現在では、旧盆の七月十五日の綱曳きの前にも豊年祭と同様の道ジュネーが行われ、舞方棒が村屋で演じられた後に、ガーエーが始まり、その後綱曳きが行われています。
(文化財担当・山里)

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ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1sexMue7Tp6Mn1675My5Vj7c2uKVCQ9Sc/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008463
内容コード G000001075-0006
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第243号
ページ 4
年代区分 2000年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 2000/09/01
公開日