なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

文化財シリーズ(20)テラガマ

テラガマは、西原区の小字真手川原に所在します。大里グスクからミーグスクへ向かう途中の松林へ入る手前の左側、堆肥場脇の農道を下っていった右側で、ミーグスクから北側に下っていった地点に位置する洞穴であり、標高一三八m程を測ります。テラガマは、下っていった農道の別れ道手前から右側(南側)二八m程入った所にあります。その前面には長さ五・五m、幅三・五m程の広場があり、そこから一・二m程下がった所に東側に口を開いた洞穴がみられます。洞穴の開口部は幅四・七m、高さは最高所で一・七m、最低所で一mを測り、内部には鍾乳石がみられ、奧の方へ行くにしたがって低くなっていきま内部には二箇所の広場が確認できます。開口部に広がる広場とその右側で一段低くなった広場がみられます。開口部の広場は細長い略楕円形を呈しており、長軸は約四・五m、短軸は約二・一mを測ります。一段低くなった広場は開口部広場から○・八m程低く、略方形を呈しており、南北は約二・八m、東西は約二・五mを測ります。また、二箇所の広場とも一部に奥へ延びる部分がみられます。広場内の高さは二箇所とも一・二m程であり、大人が腰を曲げて入れるぐらいの高さでテラガマの名称の由来は、僧侶が居住していたと伝承される洞穴であるところから付けられていますが、その詳細については不明です。そのうえ、周辺地域の調査も行われておらず、その時期や内容についてもわかっていませんが、迫地状を呈する地形の南側に位置するテラガマの反対側の北側斜面部分には真手川遺物散布地が確認されていることから、何らかの関係が考えられます。また、洞穴内部に人が生活をしていたかどうかも確認できておらず、発掘等の調査が今後は必要となるかもしれません現在、テラガマは御拝所となっており、各行事の際には拝みが行われています(大里グスク内に御通しがあり、そこから遥拝する場合もあります)。

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1JMQ_RsY9peap8_nXLQ1G4nUQcV3hCKED/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008462
内容コード G000001062-0007
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第230号
ページ 4
年代区分 1990年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1999/07/01
公開日