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『対馬丸』生存者の証言 大里中6・23特設授業

第二次大戦中、米軍の潜水艦の攻撃を受けて沈没した学童疎開船「対馬丸」の生存者、平良啓子さん(六三)を招き、大里中学校全校生徒を対象に平和学習が六月二日午後、村改善センターで開かれました。アニメ対馬丸-さよなら沖縄の上映をセットした「慰霊の日」向けの、6・23特設授業が取り組まれました。講演で平良さんは、小学校四年生の時に、対馬丸事件にそう遇、海に投げ出されてしょう油だるにしがみつき、死体が散乱する海上をさまよった、目の前で同級生が大波にさらわれた、小さないかだを老若男女が奪い合った生々しい体験談を語るなど、「まさに地獄絵だった。戦争が起こると優しい人も理性ある人も鬼に変わった。皆さんで平和な世界を築いてほしい」と訴えました。この特設授業を企画したのは、県映画センターで昨年、対馬丸が五十三年ぶりに海底で確認され、今年三月の洋上慰霊祭をきっかけに十六年前に自主制作した対馬丸のアニメを知らない中、高校生たちに生の証言と平和への提起として、県内十六の中、高校で取り組まれました。

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大分類 テキスト
資料コード 008462
内容コード G000001051-0008
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第219号
ページ 10
年代区分 1990年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1998/07/01
公開日 2026/03/27