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生きるカを育む 平成9年度大里村学対実発表シンポジウム ~~平成10年1月22日大里村村環境改善センター

〔テーマ〕「知・徳・体の調和のとれた人間の育成を目指し、幼児児童生徒-人一人の学力を伸ばす」~日常生活を自ら見つめ、自ら高める幼児児童生徒の育成を通して~

学対取組報告………事務局金城盛一さんが児童生徒の道徳性検査結果において、小学校の場合、全国と比較して、望ましい傾向であるが、中学校になると自然愛とか畏敬の念の面等々で、全国に比べて望ましくない傾向にある、と指摘また、調査、広報部長の屋良朝俊さんがスライドで説明しながら学対取組の報告をしました。
学対シンポジウム
課題「豊かな心を持ち、たくましく生きる子どもを育てる」ことの「子ども像」についてどう考えるか!

コーディネーター屋冝宣勇
Q1 子ども像とよどういうことか
Q2 たくましく生きる子どもを育むため家庭地域、学枝交の取り組み方は

A1 学校代表・城間良昭さん
現在の学校の運営のあり方について、平成元年改定された新学習指導要領では、心豊かな人間の育成を図り、自ら学ぶ意欲を高めるようにすまた日本人としてわが国の文化と伝統を尊重し、国際社会に生きる日本人としての資質を養うこと。
新しい学力観のもとで
これからの教育においては、これまでの知識や技術を共通的に身につけさせることを重視して進められてきた学習指導のあり方を根本的に見直し子供たちが進んで課題を見つけ、自ら考え、主体的に判断したり、表現したりして解決することができる資質や能力の育成を重視する学習指導へと転換を図る必要がある。
二十一世紀を展室した教管のり方
第十五期中央教育審議会第一次答申の骨子では、子供に『生きる力とゆとり』をもたせることなどがあげられています。
今後の教育基本方向
他人を思いやる心、感動する心、豊かな人間性の育成をめざす。豊かな心(心の【育)には七つあります。
①心理を求める心や自然を愛し、美ーいものや崇高なものに感動する心を育てること。
②生命を尊重する心や他人を思いやる心を育てること。
③感謝の心や公共のために尽くす心を育てること。
④すこやかな精神と身体を育てること。
⑤基本的な生活習慣を身につけ、自らの意志で社会規範を守る態度を育てるこ
⑥自立、自制の心や強靱な意志と実践力を育てること。
⑦自ら生きる目標を求め、実現に努める態度を育てる。
※「心の教育」は最も重視されなければならない実践的課題であるにもかかわらずち遅れている課題です。
A2 保辞者、教師、地づの意郡は
現代は不透明。子どもが親を見る目がしらけた目で見ている。女子中高生の援助交際の問題、買う大人が問題です。子どもに足元をみられている。
生きる力を育むには学校、家庭、地城社会の教育的役割の明確化をする。学では学習に最小限必要な基礎基本を学ぶ。自ら学ぶ意欲を主体的に考え、判断し行動できる能力を育成する。
家庭では個人的、基本的、生活習慣の形成を身につけさせる。
地域社会では自然的体験、身体的体験、心の体験、豊かな体験、ボランティア体験など多くの体験を親と一緒に実践する。家庭の問題が学校で処理されている学校、家庭、地域の各々の役割を吟味し任務を果たすべき。また、地域社会は体験の場であります。
コーデイネーター・屋冝宣勇さん
「豊かな環境」をつくることが各々の役割を果たすことができるのではないか。又、いろいろな面で体験学習が必要になつてくるでしよう。

A1 地域代表・金城俊満さん
昔の子供の環境を思い出してみますと①大家族の共同生活、②年長者を尊敬する心があった、❸父親の権威は強かった、④地域社会との結びつきが固かった、⑤自分の子も人の子も社会の子として注意してきた。
現代の子供の環境
はというと①核家族の生活、②年長者と接する機会が少ない、❸父親の権威が弱く母親の地位が向上した、4価値観の多様化で地域とのかかわりが減少した⑤自分の子だけ、人の子は他人の子で別に注意はしない等家庭、地城、学校の連携が果たす役割がいかに大きいか、現在の子供の環境は、子どもにとつて不幸な環境におかれている。例えば、いじめに対して周りに助けてくれる人がいない。まくれる人がいない。たは支えて
親として子どもに願うこと
①健康で明るい人に育つてほしい。
②社会に役立つ人に育つてほしい。
❸普通の生活ができるような糧は得てほしい。4幸せな人生を送ってほしい。$生きる力を身につけてほしい。
生きる力とは
自分で課題をみつめ、自ら学び自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する能力を身につける。また、自らを律しつつ、他人と協調し、他人を思いやる心や感動する心など豊かな人間性とたくましく生きるための健康や体力を整える。
A2 家庭で父親が果をす役
1収入を得る仕事一辺倒ではなく、家庭教育を母親ともつと協力して充実させる役目を自覚し、子どもの教育に一層力を注がなければならない。2今は仕事が忙しいという言い訳は、暇になる頃はすでに子どもは大人になっているはず。$今しか出来ないことは、機会を逃さず、今実行する勇気が必要です。④お父さんが家庭をリードしてほしい。

A1 商工会代表・与那嶺進さん
二〇〇三年度り完全週休五日制になり、いろいろな問題が生じるわけです。教育改革の中には、自ら学ぶ意欲と学ぶ力を身につけ、思考力、判断力の育成、社会の変化に対応し、行動できる力を育む。さて、本日のテーマ、「費かな心を持ち、たくましく生きる子どもを育てる」ために家庭、地域、学校はどう取り組めばよいか、大里村学力向上対策の対応の流れの中に実践的な体験活動の場として対応策が求められてきたわけであります。微力ながら商工会を代表して企業側からみた『像』を現在、将来について考えてみたいと思います。
新学力観について
知識偏重型から思考力、判断力、表現力の育成を新学力観として打ち出した。つまり自ら学ぶ意欲と主体的に学ぶ力を身につけ、対応し行動できる力を育む改善のねらいがあります。
新学力観ならみた子とも像
1国際化(語学の養成)、情報化に対応できる人材の育成。②個性一人一人の能力を尊重する。③厳しい社会変化に生き抜くため自分で考え判断し、表現できる能力を身につける。④学ぶ力を養う。⑤思いやり、いかに人様のためにできるか。6目的意識をはっきり、将来の夢は、目標をもつことが大事です。
A2 21世紀に向せて、商工会から見た人問像について
❶やる気のある人間(学ぶ力)がほしい。②やさしさ、思いやりのある人。和をつくる人間になってほしい。社会に貢献できる人間として、日頃から子どもに教える必要がある。大北小の道徳教育で一日一善行動をさせている。例えば空き缶拾い、トイレのスリツパ並べ等。気づいて考え行動できるようになっています。
コーデイネーター・屋宜宣勇さん
体験学習の重要性、ボランティア活動等を通して人間形成ができる。よい環境を私たち大人が作っていきましよう。

提言者
城間良昭(大里南小学校教務主任)
金城俊満(大里中学校PTA広報委員長)
村商工会代表
與那嶺進(大里村商工会副会長)
屋冝宣勇(元大里南小学校PTA会長)
学対取組報告
事務局金城盛一(大里村教育委員会・学校教育指導主事)
学対調査・広報部長屋良朝俊(大里北小学校教務主任)

《フロアーからの質問》
8年間、交通安全指導しで気づいたことですが、通学路の改善がされていない。
・子ども達が道路でサッカーポール遊びをしている。よい環境を与えないといすないと思う。大南小・兼浜さん
子どもの評価=アンケード調査はどういう方法で取ったか。
(多機能を持った村立の図書館を早急につくってもらいたい。大北小・前竹さん

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1BMW4ijulRCuPRLUsZ6Ov1yh3axNXdf-V/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008462
内容コード G000001047-0001
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第215号
ページ 2-3
年代区分 1990年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1998/03/01
公開日 2026/03/27