なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

文化財シリーズ⑦ オキナワヒメウツギ

オキナワヒメウツギは大里村から佐數町にかけてのみ分布する大里村の指定天然記念物です。天然記念物とは、村特有又は著名な動物、名木、原始林、水草類等の植物、岩石、洞穴、温泉等の地質鉱物で学術上貴重なもので我が村の自然を代表するものをいい、それを指定することによって保存していくというものです。オキナワヒメウツギは、ユキノシタ科に属し、オオシマヒツギ(喜界島、奄美大島、徳之島に分布)の変種にあたり、沖縄島固有で島尻の一部にのみ分布しています。琉球石灰岩の崖に育ち高さ一~二メートルの小低木で、枝を密に分枝します。小枝の樹皮は赤褐色で、葉は対につく。葉は卵円形~広卵円形で長さ二~三センチぐらい葉質は薄く星毛があります。半落葉性で春に新芽を出し、その先に四月~五月にかけて、直径一・五~二センチの白い花が三~九個つらなって咲きます。平成三年度の分布調査によると、その個体数は一メートル以上六十三本、メートル以下四五六本、合計五一九本を確認しており、生育している地点はその環境によって大きくなっています。調査をおこなった時点においても一部地域にコミが放棄されていた部分が確認されており、生育環境が悪化しつつこのようなゴミの廃棄が続けば沖縄島固有で有村の指定文化財であるオキナワヒメウツギの生育が絶滅の危機にひんする結果となります。オキナワレメウツギは、絶滅のおそれのある動植物を調査してのせてある『沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物』によって絶滅危惧種(生育環境を悪くしている条件が今後とも続く場合、絶滅の危機にひんするもの)にあてられており、今後の開発等を考えてもきちんとした保護が望まれる植物であります。

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1VmbarozhmUxALZe5ang4hNSSmxqx95Nd/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008462
内容コード G000001045-0010
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと 第213号
ページ 8
年代区分 1990年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1998/01/01
公開日 2026/03/27