「活力あふれる村づくりのために」をテーマに平成八年度の地域づくりリーダー研修会が、七月九日午後五時から村改善センターで、各区、自治会、各種団体のリーダーら約五〇人が参加して開かれました。この研修会は、地域のリーダーを一堂に会し、地域の活性化及び地域づくりに役立てて、併せて本村の地域づくり事業の一層の推進に役立てることを目的に催され、各地域では、ほとんどが一年交代の役員(リーダー)で、今年で三回目の同研修会は、少なくとも村内で三〇〇人がリーダ-研修を受けたことになります。これを毎年続けていきますと、村内でリーダー的な人がひとりでも多くなれば村の活性化の推進が図れるものと考えられます。主催者の屋冝由章村長は「二十一世紀に向けて活力ある村づくりを進めるためにも、村民一人ひとりが村政に参加して頂き、今後地域に根ざした村づくりかできるものと考え、この地域づくりリーダー研修会を催すことは、地域はもとより、本村の村づくりに大きく関って活性化につながるものと思います。意義ある研修会として大いに参加してほしい」とあいさつを述べました。研修会では、町田宗賢企画課長が「二十一世紀にむけて躍動する大里村」について、企画課として現在取り組んでいる各種の事業(各部落、自治会への補助金交付、地域づくりリーダー研修会、部落案内板の設置、埼玉県大里村交流、海外移住者子弟研修生受入れ、心豊かなふるさとづくりの推進など)を説明。次に村としての大きなプロジェクトは県内でトッフを切って総合保健福祉センターが完成し、つづいて新庁舎建設にとりかかります。さらには将来の大里村はこうあってほしいと大里城址公園の基本計画を打ち出し、そこを拠点に東側ヘレクリェーションゾーンの基本講想が描かれていることを紹介しました。その後、講演会が催され講師に笑築過激団座長の玉城満氏を招いて、「まちづくりを支える地域リーダー」をテーマにウフムニーやクサムニーを楽しんで頂きました。玉城氏は名のごとく(笑築笑いを築きあげるチクイムニーやユクシムニーでオキナワ文化を語りました。
笑築過激団座長 玉城満
私はウフムニー、ユクシムニーサーですが、これだけは本当です。と何回となく本当かユクシムニーかわからないような話ぶりに場内は笑いの渦に包まれながら、オキナワ文化を方言を交えて次から次に話題が飛びかいました。オキナワは、長寿の邦、温暖な気候にバランスのとれた食生活。それにのんびりとした県民性、というのが長寿の要因だとよく言われております。そこをあえて長寿に「笑い」ありと、ワカトーンフーナーしたいわけであります。「笑いの効用」で長寿につながっている。その理由はといいますと、沖縄のポピュラーな笑い話の主人公のほとんどが頑固なオジーやガンマラーオバーであるということ。さらにそのポピュラーな笑いがちまたのユクシムニーサーにアレンジされて笑いの輪となり、この島を華やかす訳であります。さて、食欲がなくソバでも食べようかと、そば屋に入ったカマダーさんの話ですが、半ソバを注文したカマダーさん。するといかにもそは屋のオバーという感じのオバーが慣れた手つきでドンブリに親指を入れたままソバを出して来ました。「オバーオバー指入っちょーしが」と抗議するカマダーさん。するとこのオバーが「心配すなけー熱こーねーらんさ」と言いました。とうのカマダーさん、不覚にも大笑い、このオバーの一人芝居に食欲不振もどこへやらで、おかわりまでしたという話。実に素敵なオバーじゃありませんか。さて、続いて歯痛みーで歯医者に向うためにバスに乗ったサンラーさんの話です。前の座席にいかにもタンメーという雰囲気のあるオジーと、いかにもチュラカーギーという若い女性が座っておりました。この若い女性、お腹の調子が悪くがまんできずに、しばらくして「プー」というラッパ音が聞こえたのです。車内はあまりのプー音にクスクス。すると、この女性、自分に目線がきたので、ごまかそうとして、言わなければいいのに隣のタンメーに「オジーさんのお腹の調子でも悪いんですか」するとタンメーは一我ーが腹痛みーしーね君がるヒーひーるい」と返し技が返され、バスは一気に笑いの渦になった話。この大笑いでサンラーさんの歯痛みーは痛いの痛いの飛んで行けという具合いに治ってしまったのです。これからはひよつとして、いやおそらく、いや間違いなくこの「大笑い」が鎮痛剤の役目を果たしたのであります。この「笑いの効用」について、ある研究所でおもしろい実験が行われたそうです。その実験というのは、匹のちよいとばかり元気のない猫に毎日、一日三回、「ワッハッハッハー」と笑い声を聞かし続け、またもう一匹の健康な猫に同じ周期で今度は「タックルサリンドー」と罵声を聞かし続けるという具合。すると先の笑い声を聞かされ続けた猫は、数日後に元気を取り戻し、「タックルサリンドー」と聞かされた猫は弱み入ってしまったとのこと。最近では、医学界でもこの「笑いの効用」に関心が高まりつつある。私のオジサンにあたる医者も笑いながらおっしやつておりました。この医者のオジサンがおっしゃるには、「笑うとガンにかかりにくい、笑うとガン細胞に抵抗するエキスが体内からわき出てくるようだ」と言いました。こんどは、オキナワングッズで迫ってみたいと思います。本土の観光客が沖縄のお土産品と言えばなんといっても「黒砂糖」である。黒砂糖(クルザーター)なんと重厚な沖縄を代表するような響きなのだろうか。ある本土の御婦人いわく「おたく沖縄のかたですか」「はいそうです」「あのーよく沖縄に行く友達からいつも黒砂糖をもらうんですよ。沖縄には黒砂糖しかないんですか」そこで私は「はい黒砂糖しかないんですよ。沖縄の人は朝起きると湯を沸かしてその中に黒砂糖を入れるんです。それを朝食とします。そして昼になるとメリケン粉をとかして、その中に黒砂糖を加え天ぷらにするんです。これが昼食です。さらに夜になると黒砂糖をとかして、その中に豚肉を入れるんです。それを夕食とするんです」するとその御婦人「ヘーやっぱりそうだったんだ」と本土の人は沖縄イコール黒砂糖なのだと思い込んでしまいました。沖縄食文化を代表して「チヤンプルー」は地域づくりの基本のようなものである。ゴーヤーと島豆腐の話が、またおもしろいんです。あのニガくてアクの強いゴーヤが他の野菜からいじめをくらいました。おいゴーヤーあんたは、ぶつぶつでにがいので、あっちへいけ、あっちへいけといじめられました。するとあまりにもきらわれたゴーヤーは残波岬から飛び降りようとした時に、声をかけたのが島豆腐です。島豆腐がゴーヤーに言いました。あんたはぶつぶつでにがいから、きらわれたからと言って、あんたほど栄養が高く、しかもビタミンc豊富で、それに夏バテ防止のすばらしい野菜はないよ、と説得して手を差し伸べ一緒にチヤンプルーになってあげた島豆腐のボランティア精神を我々沖縄人は見習わなくてはなりません。沖縄料理にはかかせない島豆腐は実にチビラーシーものであることは言うまでもありません。沖縄料理の「チャンプルー」にはなくてはならない「島豆腐」君を、たとえて言うなら、まさにまちづくりを支える地域リーダーみたいなものですよ。
と語りました。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1DiwfGscwGr1Yx4oFulb_-d4UtXVkjt_P/view?usp=drive_link |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008462 |
| 内容コード | G000001031-0005 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第199号 |
| ページ | 4-5 |
| 年代区分 | 1990年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1996/08/ |
| 公開日 | 2026/03/27 |