あの恐ろしい戦争が終って五十一年目。二十万人余の尊い命を奮った戦争。年々戦争を体験した方がしだいに減ってくる、と同時に戦争を知らない世代が増えてきて戦争体験の風化が取りざたされる中、大里北、南の両小学校、大里中学校がそれぞれ今年で六年目の平和学習が行われました。六月二十三日の「慰霊の日」を前に、両小学校では、事前学習として「戦争体験を語る会」が六年生を対象に、沖縄戦の映写を通して、また実際に戦争体験者の話を聞いて、戦争の恐ろしさを知りました。追体験学習では、玉城村糸数にある糸数壕や糸満市にある平和祈念資料館など南部戦跡の社会見学をして、慰霊塔へ平和の祈りをささげました。大里中学校では、六月二十日午後、村改善センターにおいて、全校生徒を対象に平和学習が行われました。沖縄戦の映写「戦場ぬ童」を見て、惨酷で生々しい映像に戦争の恐ろしさ、悲惨さを実感したことでしょう。映写終了後、字南風原出身の宮城幸江先生を招いて、「少女の沖縄戦避難行」と題して、戦争体験をした話をして頂きました。宮城先生は戦争当時、米軍にみつからないように島尻地域を逃げかくれした。次から次へ壕を捜して避難した。糸満の仲座へ行く途中で米軍に追い詰められ、艦砲射撃や照明弾が飛びかう中、周囲を見渡すとたくさんの人が死んでいた。腐くてたまらなかった。など惨酷さを生々しく語りました。宮城先生は、戦争をするのも、戦争をさせるのも、戦争をやめさせるのも人間なんです。みなさんは戦争をやめさせる人間になって下さい。と話しました。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1MuU8eUKjipIj6Xr39S5kYvLm9MJJa3mM/view?usp=drive_link |
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| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008462 |
| 内容コード | G000001030-0003 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第198号 |
| ページ | 4 |
| 年代区分 | 1990年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1996/07/ |
| 公開日 | 2026/03/27 |