なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

今年は子年

今年は子年。昔は夜になると、ネズミが天井裏を走り回り、チュウチュウと鳴く声が聞こえたりしたものです。最近は純粋な日本家屋が減ってきているためか、家屋の構造が変わってきたからか、都会では天井裏を走り回ったり鳴いたりしているネズミは、少なくなってきたのではないでしょうネズミは、数も種類も多く、ほ乳類の約半数、千七百種を占めるといわれています。しかも、ほぼ全世界に分布しています。ネズミ
算という言葉もあるように、繁殖力がおう盛で、一回に二十匹の子を生む種類もあります。人間は、昔からネズミの害に悩まされています。ノネズミは農作物を荒らし、牧草地の草の根を食べたりします。イエネズミは貯蔵食糧を食べ、ときには電線やガス管をかじって人間を困らせたりします。また、下水道などの不衛生な場所を通り道にするため、伝染病であるペストをもたらすこともあります。古代アテネやローマ帝国が滅亡したのは、ネズミがもたらしたペストのためだという説もあります。一方、ネズミの仲間でもハムスターなどの種類は、実験動物として医学の進歩には欠かせません。身近な動物だけに、ことわざにもしばしば登場します。弱者でも追い詰められると強者に逆襲するという意味の「窮鼠猫を噛む」や、前ぶれの騒ぎばかり大きくて、実際の結果は極めて小さいことの例えである「泰山鳴動して鼠一匹などは、よく知られています。「頭の黒い鼠」とは、頭髪の黒い人間をネズミになぞらえて、物を盗む人のことです。「鼠の嫁入り」は、あれこれと選んでみても、結局は変わりばえしないところに落ち着くという例えです。さて、子年は十二支のトップ昨年は、天災や事件の多い暗い年でしたが、今年は気分一新して、いい年になりますように。

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大分類 テキスト
資料コード 008462
内容コード G000001024-0030
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと第192号(1996年1月)
ページ 14
年代区分 1990年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1996/01/01
公開日 2026/03/27