"村民が主役の行政"をモットーに、村民の生の声を村政に反映させ「緑と心豊かなかりゆしの里・大里」づくりへの推進を図ろうと、住民と村執行部が膝を交えた行政懇談会が八月十四日から九月六日まで十一の支部を対象に開かれました。懇談会は、四年に一回の開催ということで、どの支部においても住民の関心は高く、道路整備やゴミ問題、悪臭対策、青少年健全育成などについて様々な分野から行政に対する要望や提言が数多く出されました。
行政懇談会は、二十二の行政区を半分に分けて実施され、今年はグリーンタウン、福原、嶺井、南風原、西原、真境名、稲福、大城、目取真湧稲国、島袋が対象となり、各々の公民館において夜の七時半から九時半まで二時間にわたって開かれました。懇談会には、村執行部から三役をはじめ、教育長、全課長が出席。会は、あらかじめ出された住民からの要望や問題点に対し、村執行部がそれに回答するという形式で進められ、その後は、参加者からの意見や質問等に対し応答するという形で進められました。各支部ともそれぞれの立場から活発な意見が交わされました。要望や質問に対しての回答内容をいくつか拾ってご紹介します。
Q ブグリーンタウンの第一公園は、生徒のたまり場になっている。自治会でも夏休み期間夜間巡視をしているが効果がない。解散させてもまた集まってくる。卒業しても新しい顔ぶれが集まってくる。いい方法はないですか。
A 教育委員会としても頭を痛めています。家庭でしっかり指導するのがいちばんだと思いますが、地域の皆さんからもいい策があったら教えてほしい。
※議会、各字PTAなどで夜間指導したらどうか。そうすれば夜間はいかいの実態がわかるし、自分の字の生徒達であれば指導しやすい。また、警察と連携し、子供達の住所、氏名を書きとめ、家庭で指導してもらう方法もある。
C 第一公園前グリーンタウンに交番所の設置はできないか。
A 与那原署に要請している。署としては、県道沿いに設置したいという考え方をもっていて、農業共済あたりの土地を調査している状況にあります。
C 大城入口の信号機設置について(主要地方道・南風原・知念線)
a 与那原署に要請しています。公安委員会が設置するが、管内で三〇ぐらいの要請があり、年に二~三基しか対応できない状況にあります。交通量等いろらな角度から検討し、優先順位を決めて対応していきたいと思います。
C農業基盤整備は、とてもいいことだと思います。豊業所得の向上を図るための作目(果物、野菜、花キ)は水の確保が大切ですので灌漑排水事業もしてほしい。
a 農業振興を図るためには、灌漑排水は大切です。区で、今後の農業をどう考えているのか、どのような農業経営をしたいのか、まとめて村に要望してほしい。村としても積極的に取り組みたいと思います。
C 墓地について
a 墓地埋葬法で、墓をつくる時は、村を通して県知事の許可を受けることになっています。申請にあたっては、隣接地主、区の同意書が必要です。
C 部落の掲示板がボロボロになっています。村でガラス張りのものを立ててほしい。
a 補助事業がないか調べた
C ゴミの収集は、残り物がないようキチンと収集してほしい。
a ゴミ収集等については、月一回業者と話し合いを持っています。掃除もするように指導しています。分別されてないと収集できません。また、収集車が収集した後、出されたら残ってしまうので、正しく分別し、朝の八時半までに出してほしい。業者が守ってなければ連絡して下さい。
C 内原公園の駐車場の確保について
a 大きな行事の際、足りないので、片側駐車で対応している。確保については、課題とさせて下さい。
Q 湧稲国区は、学校や各公共施設が遠いことから、二○~三〇年後を見通して、学校用地等の先行投資はできないでしょうか。
a現在、大里の子供は北も南も減少化にあります。学校の分離校については、ながい目で捉えて、学校教育推進委員会で検討し、準備している状況です。
3 ふるさと創生事業の補助金は、何にでも使えるようにしてほしい。
a 地域活動の活性化のために平成五年に一〇〇万円、六年に五〇万円を補助しました。今年は、一〇万円の十ケ所を予定しています。地域づくり、村づくりに意欲のある自治会にソフト事業として出しているところであります。
C 野犬が増えているように思えるがその対策は?
a連絡を受けたら、その都度捕獲しています。捕獲器も貸し出しているので連絡して下さい。大里は放し飼いが多く、捕まった犬の半分は飼い犬で、犬はちゃんとつないでほしいと思います。
C 嶺井~古堅間の道路整備について(歩道もなく交通量が多く危険)
a 農道であるので、農林の補助事業がいいのか、建設省の事業(村道に編入後)の道路改良事業がいいのか検討し整備したい。
C 部落内道路の整備をしてほしい。
a 平成五年にモデル事業は完了しました。その後、漏れた箇所を区長を通して挙げてもらい、毎年利用度の高い道路から整備しています。村全体で二十七本ぐらい未整備道路がある状況です。
C 仲程の河川(饒波川)が汚い。その対策は?
a 平良に畜産環境整備事業を進めています。南部広域事務組合で"水の祭典"を催し、河川浄化の啓発を図っています。
C 県道沿いのハイビスカスは、管理できなければ撤去してもらいたい。事故が記きてからは遅い。
a 県の道路維持課で、年二回程度手入れされているが、沖縄の気候では追い付かない。県に要請しているが再度要請したい。村道においても、交通の妨げにならないよう努め、道路美化にも努めていきたいと思います。
その他、役場の窓口業務は昼食時間もやってほしい等、様々な角度から村行政に対する要望がありました。これらの要望などについては、早速課長会議で一つひとつ検討して、可能なものから改善、推進していくことが話し合われています。残りの十一支部の懇談会については、来年行われる予定です。村民一人ひとりが主役の行政です。一人ひとりの声を村政に反映させ、住みよい村づくりをしていきましょう。今後とも、忌憚のない御意見を寄せて下さいますようお願い致します。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1DSmEXP1Kd39Cobq7aGrv_HPxORyZ3unJ/view?usp=drive_link |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008462 |
| 内容コード | G000001023-0002 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと第191号(1995年11月) |
| ページ | 2-3 |
| 年代区分 | 1990年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1995/11/07 |
| 公開日 | 2026/03/27 |