なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

平和特別企画展 大里村の戦前戦後の生活展 写真パネルや子どもたちの平和メッセージなどを通し、恒久平和を訴える

平和特別企画展(主催・沖縄県、共催・大里村)と大里村の戦前戦後の生活展(村主催)が村改善センターにおいて、8月10日から15日までの6日間にわたって開催され、村内外から多くの人が展示会場を訪れました。
県の企画展には、子どもたちの平和メッセージとして、県が募集した小・中・高校生の絵画、作文、
詩の入賞作品90点の展示や戦時中の状況から戦後50年のあゆみなどの写真パネル80点が展示され、また、沖縄戦フィルムの「未来の証言」なども上映されました。戦争の恐ろしさ、悲惨さ、愚かさ、この沖縄県が、戦争でがれきの山化した無の状態から這い上がって、今日の政治、経済、産業等にと復興発展を成し遂げ、また、あらゆる面において日本本土、世界に誇れる人材の輩出があり、この戦後50年の節目に、この沖縄から日本全国、世界に向けて平和の波を発信し続ける「平和の礎」建立までに至った沖縄県の戦後50年の歴史がここに紹介されました。
本村の生活展には、戦前の大城青年団の棒踊りや戦後間もない頃の小、中学校、民家、田植え風景などの写真パネル105点が展示され、今日の学校教育、社会教育、芸能文化、産業等の発展をかいま見るような様子が紹介されました。
開催初日午前10時から行われた開会式(平和特別企画展)では、大田昌秀県知事(代読、比嘉賀幸知事公室参事)が主催者あいさつ。続いて、屋冝由章村長が共催者としてあいさつし「この特別展を県民ならびに村民が多く観覧され、この機会に平和の尊さを学びとってほしい」と述べました。引き続いて、入賞した児童生徒らの表彰があり、一人ひとりに表彰状が贈られ、絵画の部で佳作に入賞した宮城沢子さん(大里中2年)と作文の部で佳作入賞した名嘉山妙子さん(大里中1年)も笑顔で表彰状を手にしました。

観覧者の声
私は、戦争がこんなにまで怖く、恐ろしいものだとは思ってなかったが、戦争がとても恐ろしいものだとこの展示されているものをみて思いました。(大里村・9歳・女性

次もこういう展示会をやって、今の時代の子供達に戦争の怖さを教えてほしい(大里村・13歳・男性

とても良かったです。戦争を知らない人にとって戦争がどんなものかを実感することができ、もっと戦争のみにくさ、平和の大切がみんな(他の国)にもわかってほしい。(大里村・15歳・女性〕

絵画、作文、詩をまとめ学校や関係機関へ流し、平和教育の一環として活用してほしい。(大里村・47歳・男性)

こういった行事を毎年やって、今の子供達に引き続き見てほしい(大里村・66歳・男性)

戦後五十年。この種の催しを頻繁に開催していくことが大事とあらためて感じました(南風原町・47歳・男性)

沖縄は唯一の地上戦があった所。そういう言葉しか知らず、海、空、サンゴ、あたたかな南の島、皆が明るく楽しく暮らしているというイメージしか持っていなかった。しかし、沖縄の地を訪れてまわっているうちに、戦争という出来事から目をそむけることができなくなった。私達は、何の不自由もなく、欲しいものは手に入り、家族がいて、戦争という過ちは二度と起こしてはならない。日本だけじゃなく、世界が平和でありますようにと願わずにはいられません。(北海道札幌市・24歳女性)

この企画は、沖縄だけでなく、他県でもやってほしい。小、中、高校でも社会の時間に詳しく教えるべきである。ほとんどの子供達は、沖縄県民が日本軍にスパイ容疑で虐殺されたことなど知らないからもっと大きく取り扱うべきだと思った。自分達は、平和な時代に生まれて感謝しなくてはならない。平和がいかに大切なことをここで新ためて見直した。(愛知県海部郡美和町・25歳・男性

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1jOKCCE886w9_3erzKDCV_ei1TT9E980u/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008462
内容コード G000001021-0005
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと第189号(1995年9月)
ページ 5
年代区分 1990年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1995/09/07
公開日 2026/03/27