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平和の尊さを村民に伝え、世界の恒久平和の確立へ 「平和の礎」除幕 戦没者2,841人の名を刻む

本村出身の戦没者二、八四一人の名を刻銘した「平和の礎」の除幕式が、八月十五日午前十時から建立場所の内原公園において、屋冝由章村長、吉永安喜村遺族連合会々長をはじめ、遺族会の皆さん、各種団体関係者約二五〇人が出席して行われました。屋冝村長は「この平和の礎は、本村戦没者二、八〇〇余人の名を刻銘し、戦没者に哀悼の意を表するとともに、平和の尊さを広く村民に伝え、世界の恒久平和の確立に寄与するための建立であります。村民が、この平和の礎を気軽に訪れ、今日平和を享受できる幸せと、平和の尊さを再確認できる場として後世へ活かして頂きたい」とあいさつしました。続いて、吉元康喬君(大里中三年)と大城亜美さん(大里中三年)が"平和の創造への誓い"を朗読。その後に、大里北小学校、南小学校、中学校の児童生徒六人によって「平和の礎」の幕が引かれました。除幕後、吉永村遺族連合会々長は「村当局をはじめ、関係者の皆さんのおかげで、りっぱな礎が建立できました。御霊が、皆さんの幸せをきっと見守ってくれると信じています」とあいさつ。引き続き、大城秀盛村議会議長、仲里良一農協組合長が来賓あいさつし、村文化協会古典音楽部の皆さんにより、古典音楽"天川"を奉納しました。

吉元康喬君(大里中三年)と大城亜美さん(〃)が「平和の創造への誓い」を郎読
終わった
解き放たれた
このせわしくセミの鳴く
五十年前の今日
八月十五日
海の向こうの
どこかの国で街で血まみれの地で
人々が安堵の声を上げた
「戦争が終わった」と
本当に終わったのか?
人を殺し殺され死んで
それで終わった一生
我が子を奪われた母達は
何を思ったことだろう
何を抱けばよいだろう
何もない
效限りない悲しみと涙と怒
りと血
何もない人間の澄んだ目に
蘇える希望微かな微笑み
終わった
解き放たれた
うだるような暑さの
五十年前の今日
八月十五日
本当に終わったのか?
戦争は終わってはいない
この悲しみの続く限り
忘れてはならない
人間の犯した罪を戦争と
いうことを
人間が人間でなくなると
いうことを
私達は何をすればよいの
だろう
あの悲しみを怒りを
戦争を
繰り返さぬ為に
あの涙を血を
流さぬ為に
狂気と欲望の産物戦争を
この地上からこの星か
ら無くすこと
笑顔と喜びの賜物平和
この手で創り上げていく
こと
それが私達の役目
私達には出来るはず
私達は五十年間
笑顔を平和を望んでき
たのだから
五十年前の今日
八月十五日

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1jOKCCE886w9_3erzKDCV_ei1TT9E980u/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008462
内容コード G000001021-0003
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと第189号(1995年9月)
ページ 3
年代区分 1990年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1995/09/07
公開日 2026/03/27