宮良ルリさん、生死をさ迷った体験を語る(元ひめゆり学徒隊)
大里中学校(金城光男校長)は、全校生徒六三四人を対象に、六月二十二日午後二時から村改善センターにおいて「戦争を語る集い」を開きました。今回、元ひめゆり学徒隊の宮良ルリさんを講師として招き、生徒は、宮良さんの生死をさ迷った体験談を通し、「戦争は、二度と起こしてはならない」と平和への思いを新たにしました。宮良さんは、十八歳のときに南風原陸軍病院の第三外科に配属され、病院壕で重症患者や兵士の看護を受け持ち、もだえ苦しむ兵士の看護状況、次々と仲間が死んでいった様子を、昨日のように生々しく語りました。看護という、人を助けることが任務であったはずの自分が、次第々に人をかわいそうとも思わなくなり、自分さえ助かればよい、自分さえよければ……という"人間が人間でなくなった"と、戦争がもたらす非情、悲惨な状況を切々と話しました。宮良さんは捕虜になれば、一生の恥、米兵に殺されると信じていたため、生死をさ迷いながら激戦地を逃げ回り、次々と多くの学友を失ったことを挙げ、「美しいものの中に、私達は真実を知らなかった」と話し、生徒たちに「命こそ、大切なものはありません。しっかり勉強し、判断力を身につけて、もう二度と戦争を起こしてはいけないということを受け継いで下さい」と訴えました。最後に、生徒を代表して、大城智治君(大里中三年)が「平和な社会を守っていくのは、私達の使命です。宮良先生から教わった平和の尊さを、これから大切にして行きたいと思います」とお礼のことばを述べました。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/15imb83kgcYpMiElPteu-uK3Bffsowe4l/view?usp=drive_link |
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| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008462 |
| 内容コード | G000001020-0008 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと第188号(1995年8月) |
| ページ | 6-7 |
| 年代区分 | 1990年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1995/08/07 |
| 公開日 | 2026/03/27 |