エイズを知り、エイズを予防しようと、三月十九日午後七時から改善センターでエイズ講演会(主催・村住民課)が開かれました。講師には南部保健所の次長金城マサ子先生。エイズ(後天性免疫不全症候群)とは?感染経路、症状、予防などについてスライドを使い、データを示しながら詳しく説明しました。日本の感染者は、五百五十三人(沖縄は十二人)が報告されているが、実数は相当数、上回るといわれています(図-1)。また、WHO(世界保健機関)には現在四十五万人のエイズ患者が報告されているが、実際には、およそ百五十万人がすでに患者となり、毎日五千人が新たに感染している状況で今世紀末には四千万人に達すると推定しています(図-2)。感染経路は①血液(輸血、血液製剤など②体液(精液、脛分泌液)③麻薬のまわし打ち④母子感染(感染している母親から妊娠中・出産時、授乳)など。医療機関で使われる血液などは検査され、安全性が確保されているので、まず心配はありません。以前は男性同性愛で感染が多く報告されていましたが、今や異性間の性交為での感染が多数を占めています。「売買春など、愛のない性交渉をしないことが最も大切です」と強調「日本を含め、アジアにおいては今後、爆発的な流行が危惧されているので早急な対策を講じなければなりません」と指摘しました。また「エイズウイルスの感染ルートは限られているので、エイズ患者に対して偏見や差別をせず、社会が温かく見守ることか蔓延を防ぐ結果につながります」と話しました。参加者は、四十人ほどでしたが「子供にぜひ聞かせたい」「学校でも性教育を」など、いろいろな質問や意見が出され、関心の高さを示していました。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1UHTPPndQguGn1IyDF2XrsndIONJ0TjBQ/view?usp=drive_link |
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| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008461 |
| 内容コード | G000000995-0004 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと第163号(1993年4月) |
| ページ | 11 |
| 年代区分 | 1990年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1993/04/05 |
| 公開日 | 2026/03/27 |