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十七人の婦人議員が活発な論戦 女性の声を村政に 大里村婦人議会

女性の声を村政に-。大里村婦人議会が十月十二日午後二時から村議会議事堂で開かれ、村婦人会の各支部代表十七人が質問に立ち農業、福祉、教育、環境問題など各分野について村の姿勢をただしました。

婦人議会は、行政や議会制度に対する関心と理解を深めるとともに、復帰二十周年を機会に村の現状を認識し、さらなる発展を祈念する趣旨で開催されました。まず、屋宜由章議長から一人ひとりに一日議員の委嘱状が手渡され、十七人の婦人議員が誕生。会議運営は法律(地方自治法)に則って進められ、議長が選ばれる間、年長の金城幸子さんが仮議長を務め、議長の選出。投票の結果、瑞慶覧美喜枝さんが議長に選ばれました。副議長には、議長が指名推選して新垣正子さんに決まりました。一般質問では、ほとんどの方が再答弁を求め、八分間の持ち時間では納まらず約十五分に及ぶ方も出るなど白熱した論戦を展開。鋭い質問に執行部もたじたじ相談しあう場面も見られました。県内で初めての婦人議会にテレビ局や新聞社も訪れました。また、傍聴席には本職の議員や婦人会員らがつめかけ、質問や答弁に熱心に耳を傾けていました。要約して紹介します。

質問1 乳幼児医療無料化について
乳幼児医療無料化は、今、全国的に取り組まれています。全国四十七都道府県で実施されてないのは、東京京都、大阪、沖縄の四県だけになっています。それでも東京などでは区や市町村段階では実施されているし沖縄でもかつては上野村や与那城村で実施されていました。県議会でも一九七三年に乳幼児医療無料化の請願が採択されています。憲法25条に、すべての国民は健康で文化的な生活を営む権利を有する。国はすべての生活部面について、社会福祉、社会保障の推進に努めなければならない。とあります。時代を担う子供達が心身ともに健やかに、たくましく成長するよう、そして、保護者の医療負担を軽くするためにも乳幼児医療無料化は、子をもつ多くの皆さんの切実な願いです。これをどう受け止めていますか。
福祉課長・伊敷元麿/乳幼児無料化は沖縄県も実施されていましたが、昭和六十二年に廃案になっています。現在、平良市、城辺町、与那城村が実施しています。県に再スタートするよう働きかけ、歩調をあわせて実施したいと思います。
村長・城間政徳/母子の健康、財政面からも大事なことです。実施している市町村の状況を調査し、前向きに検討し、県にも早急な実施を要請したいと思います。

質問1 農業問題について
大里村は純農村でありますが、最近農業離れが目立ち、遊休地が多くなっています。このままでは村の経済にも支障を来すと思います。高宮城原(南小学校の北側)は、キビ出しに大変不便で放置されている畑が多くなり、原野になりつつあります。その面積は約三千坪で、高宮城の耕作面積が約四万坪ですので八%ぐらいになります。そこで質問します。一点目に高宮城原の土地改良事業の予定がありますか。二点目に村の遊休地の面積はどのくらいか。その対策はどのようにお考えでしょうか。
助役・比嘉武/この場所は地形が険しいうえに面積も小さくて土地改良事業をやろうにもできる所ではありません。農道の整備はできると思いますので、受益者の皆さんが、農道をつくろうという計画があれば、区長を通して村に申請してください。
農業委員会事務局長・普天間官一/現在、村の農用地は六六四ヘクタールあり、八・一ヘクタールの遊休地がございます。遊休化の理由を調査したところ、高齢化のため畑ができないというのが多数です。取り組みとしては、各部落の常会や懇談会をとおして、遊休地になっている畑は農業委員と相談し、小作を進めている状況です。

算問1 近郊農業へと変わりつつある大里村の農業について
大里村も純農村からベッドタウン化し、農業も近郊農業へと変わりつつあります。最近、畑の遊休地や手入れされないサトウキビ畑が多くなり、村に生まれ育った者として一抹の寂しさを感じます。そこで行政として現状を把握し、対策をお聞かせください。専業農家と兼業農家は、どれぐらいおられるか。また、生産意欲を高めるためにどのような施策をしておられるか。次に、若者の農業離れについてですが、週休二日制になれば、時間にゆとりができ、農業に目を向けさせれは経済的に助かると思います。どのような対策をお考えですか。学校でも勤労体験学習があるが、やはり家庭で親と一緒に体験させなければ身につかないと思います。「勤労体験の日」など設けて、大里の将来を拙う児童生徒に農業に関心を持たせることはできないでしょうか。
経済課長・比嘉善孝/村のさとうきびは平成一~二年産が約二万八千トン、去った収穫が約二万六千トンと、毎年減少の一途をたどっています。原因として、台風やかんばつの影響や価格の低迷、人件費の高騰などがあげられ、生産意欲が減退している現状です。対策として、収穫機械「ハーベスター」の導入、農協とタイアップして農業機械銀行の設立など機械化に向けて取り組みます。専兼農家数は平成二年の農業センサスによると、農家戸数は八八七戸で、専業農家は一六〇戸です。機械化、不可価値の高い農産物でもうかる農業に取り組み後継者を育てたい。
教育長・瑞慶覧長吉/児童生徒の農業に対する関心を高めるために、小学校の生活科の副読本『私たちの大里村』を作りました。その中には、さとうきびや野菜畜産、農協の仕事など農業関係の資料を多く載せています。去る畜産共進会には幼稚園児、小学生に見物してもらいました。また、今年からスタートした学校凋五日制を活用した黒糖づくりなど、勤労の喜び、農業の大事さを教えていこうと思います。

質問1 予算について
質問2 ゴミの収集運搬処理について
質1 モデル事業で部落の中通りの工事が途中で投げ出されています。去年の年末には、きれいな道路が完成するのでは、と期待していましたが未だに舗装されていません。完了まで予算をとるのが普通だと思いますが、この工事について詳しい説明をお願いします。
質2 ゴミ置場は、チリが散乱し、犬や猫のたまり場になり悪臭を漂わせています。出す私達のモラルにも問題がありますが、出されたゴミは持っていくべきだと思いますので、回収業者を指導していただきたいと思います。
農林土木課長・上原吉一/なぜ舗装が実施されなかったかと申しますと、三年度で舗装まで終わる計画で工事を発注しましたが、当初計画より擁壁などの工事が増えたため、舗装まではできませんでした。今月いつぱいには舗装する予定ですので御理解ください。
住民課長・比嘉幸雄/ゴミを出すべきでない日に出したり、収集車が回った後に出した時は残ると思います。現場を調査して対処したいと思います。粗大ゴミや収集しないブミが出されているのを目にしますが、地域の皆さんの御協力をお願いします。

質問1 野犬について
動物を飼うなら最後まで面倒をみてもらいたいのですが。最近当部落では野犬が多くて困っております。夜中から朝方にかけて、多いときには五、六匹群がってゴミを散らかしたり吠えたりします。動物管理センターが休みの日には、不用犬を引き取ってもらえず、また、センターの場所が分からず捨てていくようです。野犬の対策はどのようにしていますか。県動物管理センターの案内看板の設置を要請してください。
住民課長・比嘉幸雄/飼い犬は村条例で丈夫な鎖等で拘束するようになっていますが、野犬の苦情が多く頭を悩ましているところです。動物管理センター、南部保健所と合同で捕獲作戦を行っています。また、捕獲器も作製してあります。貸し出しをして地域の皆さんと一体となって対策していきたいと思います。案内板を設置するよう県に要請しています。

質問1 目取真集会所建設の助成について
目取真公民館は昭和三十四年に建設され、三十三年が経過しています。資材が之しい時期の建物で、壁などにき裂が生じ、雨漏りもあります。また、狭く、地域活動をするための設備もなく困っています。子供たちの活動や教育にも影響を与えます。七年前から公民館建設の資金を積み立てていますが部落だけではどうしようもありません。他部落にも同様な問題があると思いますので一日も早く建設できるようにお願いします。助役・比嘉武/集会施設関係の補助事業として、農業関係では構造改善センター(稲嶺)、集落センター(当間、大城)があり、自治宝くじ助成事業のコミュー一
ティーセンター(銭又、平川)、それから、厚生省の者人福祉センターなどの事業があります。どの補助事業でやるのか、区長を中心に地域でよく話し合っていただきたい。村としても、そのような補助事業を取り入れるよう努力します。

質問1 冠婚葬祭簡素化運動について
現在の多種多様で豊かな生活水準の中では各家庭で無理のない冠婚葬祭をやる自由があるし、豊かさとは物も心も解放されてこそ実感するものです。実際に多くの方がそのように実行しています。その観点から質問させていただきます。新生活運動推進団体の新生活とは何を理想として、何を基準にして行事の金額が決められたのですか。また、私の周辺では簡素化運動のチラシの九項目のうち守られているのは、たったの一つです。チラシを配布して効果がありますか。ないとしたら予算の無駄使いになっているのではないか。
〈再質問〉効果があって守られるようなものを決めていただきたい。予算の使い方の見直しは、この問題だけにとらわれず村政全体にも共通するものがあると思われるんですね。全体的な再検討をしてみてはいかがでしょうか。
総務課長・伊波盛雄/新生活運動は無駄をなくし、見栄をしない、というのが主旨になっています。昭和五十八年に婦人会を含め10団体が推進母体となってスタートしています。村として決めたものは協力していただきたいと、毎年チラシを配布しています。去る八月にお配りしたのは、昭和六十三年に改訂されたものです。金額は守られているが品物、お返しなどが守られてないと聞いています。今後、推進する団体の皆さんと協議して決めていきたいと思います。

質問1 河川について 富本敏子さん(仲程)
仲程部落を流れる饒波川は、見るからにして水がよどみ、黒くなり、病気になっているようすがすぐ分かります。ほんとうに心が痛みます。その川から発生するにおいで近くの住民が困っている現状です。沖縄県下でも清流を取り戻そうと川の清掃などが行われています。川に沿っている県道は糸満にも通り抜ける観光路線にもなっており、村のメイン通りにもなっております。環境衛生の面からも改善しなければなりません。現在、整備計画はあるかどうか。あるとすれば、どの程度まで考えておられるか。
住民課長・比嘉幸雄/饒波川は国場川に流れ、大里村は源流になっています。昭和五十五年から県も一緒になり、国場川水系を浄化しようという推進協議会が設置され、毎年水質検査をやっております。また、地域排水対策の基本計画が平成五年にできる予定で、それができると、具体的に行動に移すことになっています。毎月三回、南部保健所と巡回し、畜舎排水等が流されてないか調査したり、指導したり、チラシを配付して住民の啓発運動をやっています。

質問1 図書館の設置について
図書館の新設計画はあるのでしょうか。なければ早急に検討していただきたい。また、現在の図書館の利用状況はどうなっているのでしょうか、お聞きします。近くに図書館があれば、子供たちも読書に親しみもっと学力向上につながると思います。当村も年々カラオケボックス、ゲームヤンターが増え、環境が変化するばかりです。環境づくりは、村が積極的に取り組まなければ無理だと思います。生涯学習時代の今、子育てに一段落し、ほっとしたひと時、静かに読書したり自分を見つめる場所が少ないと思います。これからの私達のためにも必要でしよう。図書館と限定するのではなく、もっと大きな構想で文化センター、福祉センターでもよいと思います。村民の憩いの場として期待したいのです。
村長・城間政徳/子供のころから本を読む習慣をつけないと大人になってもなかなか読まない。児童生徒に読書の意欲をもたせることからも図書館の必要性を痛感しております。役場庁舎、老人福祉センター、中央公民館建設など検討をしていますが、財政が大変厳しいので、効率的な運用を図ることから中央公民館の中で整備したいと考えています。
教育長・瑞慶覧長吉/改善センターの中に図書館がございます。冊数が約四千六百冊。利用者は小学生が主で、一人で五冊、一週間の返済期間を設け、一日二十人ぐらいが利用しています豊かな学力をつけるには読書が大事とのことで、今年度六百万円で三学校、両幼稚園の図書を整備します。

質問1 カーブミラーについて
質問2 排水溝の消毒について
質問3 演奏会の実施について 玉城光子さん(嶺井)
質1 台風の時、強風にあおられて方向が変化し、本来の役目を果たしておりません。カーブミラーの点検どのようにされていますか。
質2 毎年夏の夜に感じることですが、夜道を歩いていますと、排水溝近くのブロック塀にゴキブリなどをよく目にし、大変気持ち悪い思いをしています。以前は排水溝の消毒をしていましたが、最近、消毒がされてないとのことですが、どういう理由で廃止されたのでしょうか。
頁3 中学校は八九年から九一年の三年間、合唱の部で九州大会へ出場し、小学校もリコーダー、演奏会などで優秀な成績を収めています。子供達を部活動だけに終わらせることなく、もっと音楽を身近に感じさサ興味や希望を持たせるためにもいろんなジャンルの辛楽活動をしているプロの人たちの演奏会を実施してほしいと思います。南風原町の町民コンサート、ピアノ歌、ヴァイオリンなどの演奏を鑑賞し、とても感動しました。これからの週休二日制の受け皿としても演奏会を開き、すばらしいイベントにご誘いください。
建設課長・新垣進/台風後には災害調査を行い、カーフミラーの点検、修理をやっています。見落しもあるかと思いますので、役場の方まで連絡してくださればすぐ修理します。
住民課長・比嘉幸雄/排水溝の消毒は毎年実施しています。去年、嶺井でボウフラが異常発生しまして週一回消毒しました。村民から要望で、いつでも対応できるというわけにはいきませんが予算に合わせて検討します。
社会教育課長・新垣芳康/おっしゃるとおり小・中学校は、九州派遣、金賞を受賞するなど優秀な成績をあげております。演奏会を開催することで村民の音楽に対する意識も高まると思います。次年度は実施したいと思います。

質問1 舗装工事について
質問2 村一帯花いっぱい運動について 玉城初子さん(真境名)
質1 真境名から県道5号線へ通ずる道が県営団地丁事のため、でこぼこになり壊れています。区民全員が毎日利用し、児童生徒が安全に通学するためにも一日も早い整備を期待します。
質2 国体開催時には、村内どこでも花がみられ、美しく明るい村でした。今はどこもかしこもブロック塀道路は整備され、一見きれいになりましたが、何となく物足りなさを感じます。部落内のアスファルト道村全体を花で飾れないかと思い、村当局にプランターと土を毎年要求したいと思います。
建設課長・新垣進/県営団地工事が終った現段階で県住宅課に要請し、補修することになっています。道路改良事業については、この団地の向かいの山に宅地開発計画かされていますので浩成と平行して工事をやっていきたいと思います。企画課長・玉城康雄/花いっぱい運動は、ずっと以前から叫ばれ、地域づくりにおいて重要なテーマでございます。これまで予算の関係もあって運動を展開することができませんでしたが今年は県から補助(心豊かなふるさとづくり運動=cG・G)をいただきまして花いっぱい運動を展開しようと計画しています。草花の苗、プランター、養土など配布します。また、ふるさと創生基金も活用して継続した運動をしたいと考えています。

質問1 通学バスについて 銘苅美枝子(福原)
当村は都市部に近いわりには交通の便が悪く不便をかこっている現状です。私の住んでいる福原区は知念高校まで約四キロメートルあります。通学時間帯に糸満-与那原線のバスは一回しか運行しません。満員のため福原区の生徒は、ほとんど乗れません。現在、知念高校に通う大里村の学生は約一百六十人。仮に、その三分の一がバスを利用するにしても到底一度に乗ることはできないと思います。せめて通学時間帯だけでも運行回数を増やすように陳情をお願いします。また、具志頭村に高校が新設されると聞いてますが当村も校区に入っていますか。校区になった場合、通学路線の検討をしていますか。
総務課長・伊波盛雄/糸満発与那原行のバスは、6時35分と7時30分発を利用しないと次は9時発ですから通学には不便だと感じております。沖縄バスの運輸部に問い合わせたところ、抽域的に不便を感じているところがあったら前向きに検討したい、との回答を得ています。
村長・城間政徳/具志頭村にできる新設高校に県教育庁は具志頭、玉城、大里を校区に入れたいとの話でしたから村としては反対し、去る八月に県の教育次長がみえた時も議長、PTA会長らも同席して話し合い、特殊高校ということだから南部全域から入学できるようなシステムであれば賛成だが、校区制には反対だと表明してあります。従いましてバス路線までの検討はやっていません。

質問1 生ゴミについて
質問2 婦人会事務所と事務局制度について
質1悪臭や犬、猫がゴミ箱をあさる要因になっている生ゴミの処理はどのようになっていますか。コンポスター購入に補助金も出していただきましたが、コンポスターの活用状況はどうでしようか。アパートなどで土がなくても生ゴミ処理ができるゴミため箱にも補助できませんか。
質2 村婦人会が誕生して四十数年になりますが婦人会事務所と呼べる部屋がありません。現在、使わせてもらっている部屋は、あまりにも小さく、机や椅子もなく、役員会すらできません。感謝状などもダンボールの中で眠ったままです。ぜひ事務所を設置してください。また、事務局を設置してほしい、ということです。就労婦人でも役員を務めることができるようにならないと婦人会を続けることは困難になってきています。協力事業も多くなるとともに事務も多くなりました。会長になると一月のうち二十五日ぐらいは外歩きがあります。隣の南風原町や東風平町で事務局を罸いています。
住民課長・比嘉幸雄/生ゴミは週二回の燃えるゴミと一緒に出してもらい、美化センターで焼却処分しています。今年からコンポスタ-(生ゴミ処理容器)購入者に二分の一(最高三千円)の補助事業をスタートさサました。二百基の予算計上しましたが、五月で売り切れ、九月議会で二百基分補正しました。コンポスター利用者にアンケートしたところ、「気軽に利用できる」「生ゴミが2/1から3/1に減った」など九割の方が購入してよかったと回答しています。土がなくても生ゴミ処理できる箱については、前向きに検討します。
総務課長・伊波盛雄/役場庁舎を含め、公共施設が狭隘(きょうあい)で各種団体に不自由をさせております。役場内部に行政施設検討委員会を設けておりますので、その中で話を進めたいと思います。
社会教育課長・新垣芳康/私が調査した範囲内では南部地区で、婦人会事務局を教育委員会に置いたところはありません。しかし、婦人会活動は大変だなあと痛感しています。委員会に社会教育指導員をおいていますので十分活用していただければと思います。

質問1 公共施設の管理運営について
質問2 粗大ゴミについて
質問3 環境美化、衛生の充実について 新垣順子さん(稲嶺)
質1 嶺井区にある農村婦人の家の維持費と管理はどのようになっていますか。また、村婦人会の利用状況をお伺いします。
〈再質問〉嶺井区に、ある程度の維持費を負担させる考えはないですか。
頁2 粗大ゴミの収集を年二回行っていますが増やす予定はありませんか。
質3 村長は本年度の施政方針で環境美化の充実について、浄化槽法の規定により浄化槽は年一回の点検、清掃を行う義務がある、と述べています。その件について、補助金を出している部落と金額をお伺いします。
〈再質問〉グリーンタウンがどうして九百五十万円という莫大な金がかかるんですか。調査して世帯当りで算出されたのですか。三支部に補助金を出していますが、他の部落から要請があれば補助しますか。村の財源は村民が公平に活用すべきだと思いますが、いかがなものでしようか。
経済課長・比嘉善孝/維共管理費は平成二年度が約五十万円、平成三年度は約五十九万円です。経済課が管理しています。利用状況は嶺井区が56%で、生活改善グループなどが34%です。婦人の家の設立目的が全村民が使う施設でありますので一部落に負担させることはできません。
住民課長・比嘉幸雄/粗大ゴミの回収費は、年二回で前年並の二百万円計上しましたが去った七月の回収で10トンダンプの63台、約百五十八万円かかっています。このように大金がかかるし、回数を増やせば解決できる、というわけにはいかない部分もあります。自分で処理できるものや出してはならないものなど守られてない現状です。経費のかからないように検討していますので村民の御協力をお願いします。
汚水処理施設維持補助金ということで、グリーンタウンに九百五十万円、嶺井団地百八十四万五千円、大里団地五十四万円の三ヵ所に補助金を出しています。補助金を出す前に実績報告書を提出してもらっています。グリーンタウンには初めから九百五十万円出しています。
助役・比嘉武/旧集落にも補助する考えがあるかということですか、そのような考えはありません。補助制度については、現在補助金を出している三自治会も含めて見直しをしようと思っています。

質問1 村育英資金貸付について 上原恵子さん(平川)
今年、短期大学に合格した学生が申込をしたところ短大生は該当しない、とのことでした。短大生には貸付けしてないんでしようか。資格条件の私学大学生とは私立大学生のことでしようか。募集人員と申込者数を教えてください。また、貸付額は県内二十万円、県外二十五万円となっているがいつ設定されましたか。隣町村と比較して一番低い額となっていますので引き上げていただきたいと思います。ちなみに具志頭村、佐敷町は県内外とも三十六万円です。
〈再質問〉国公立大学も短期大学も金額も含めて洗い直してほしい。利用されてないわけですよね。もっと枠を広げてほしいのです。総務課長・伊波盛雄/規程で貸付資格は私立大学となっています。現在の額になったのは平成元年からです。貸付人員は特に限定はしていません。申込者は平成一年まではいましたが、三年四年はいません。
助役・比嘉武/規程を改正して、できるだけ国公立大学、短期大学も該当するよう努力します。付け加えますが南部振興会も育英資金を貸付けています。申込は村総務課経由です。

質問1 健康推進対策について
沖縄県の女性の生活実態調査から、健康診断を受けていますか、の質問に女性八三・三%、男性八七・二五%と高い結果が出ています。いかに健康管理に注意しているかがうかがわれます。まず本村の過去三年間の医療費の変化と人口割ではどうなっているのですか。高齢化社会に向けて、治療医学より予防医学が重要視されています。県の調査結果から、健康のために何をしているかの問いに第位に睡眠、栄養四九%、第二位が食事、栄養に気をつける四二%を占めています。健康を保つには、食生活を見直す時期になっています。県では健康事業の一環として栄養教室、健康教育など施策があると伺っていますが本村ではどのようになっていますか。
国保年金課長・大城秀雄/村で扱っているのは国民健康保険で被保険者は四四九五人で四十%の加入率です残りの六十%は社会保険に加入しています。国民健康保険に加入している皆さんの医療費は平成元年度が七億三百八十四万五千円、二年度七億九百四十三万三千円、三年度七億八千四百六万八千円です。一人当りでは元年度十七万四千四百一十一円、二年度十五万三千八百二十四円、三年度十七万四千四百三十一円で、年々高くなっている状況です。南部十一市町村で九番目、全県では二十四番に高いことになります。

質問1 遊具設置について 上原勝子さん(古堅)
週休二日制の社会になろうとしています。部落の遊び場には幼児向けのすべり台やぶらんこなどがあり、老人のためのゲートボール場はありますが、中・高校生向けの遊具、例えばバスケットリングなど、はありません。設置のプランがあるかどうかお伺いします。
企画課長・玉城康雄/全国自治宝くじの収益金を活用したコミュニティ助成事業で、これまでゲートボール場や放送設備など整備してきています。毎年九月ごろの区長会で要望調査をしていますので、遊具についても出していただければ対応したいと思っています。

婦人議員の誕生を 屋宜由章議長
開催できたことを村婦人会、村執行部に感謝します。婦人議会の声を真剣に受け止め、村政に反映させてほしい。次の選挙では、ぜひ婦人議員を誕生させてほしいですね。

村づくりに生かす 城間政徳村長
八分間の持ち時間だからよかったものの、通常の議会だったら大変な目にあいますよ。多くの課題が指摘されましたので、村づくりに生かしたい。これからも婦人の皆さんの御協力をお願いします。

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大分類 テキスト
資料コード 008461
内容コード G000000991-0001
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと第159号(1992年11月)
ページ 2-9
年代区分 1990年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1992/11/07
公開日 2026/03/27