なんじょうデジタルアーカイブ Nanjo Digital Archives

平和の尊さ戦争の悲惨さ実感 南部戦跡めぐり平和学習

二十万人余の命を奮った沖縄戦が終わって四十七年。戦争を知らない世代が増え、戦争体験の風化が取りざたされる中で、命の尊さ、平和の大切さを学ぼうと、二回目の平和学習が六年生を対象に行われました。今回は、沖縄戦の状況を肌で感じ取ってもらおうと沖縄戦記録フィルム一フィート「沖縄戦未来への証言」を上映して事前学習。上映会は六月十五日午後、改善センターで行われ、大里北小学校六年生・五十七人、南小学校六年生・百六十六の二百二十人余が、次々と映し出される映像に声一つ出さず見入っていました。また、体験学習は南小学校が十六日に、北小学校は十七日に行われました

大里南小学校
ひめゆりの塔前で、ひめゆり学徒隊の生存者の城間和子さんの体験談を聞いた後、平和記念資料館を見学して、平和の集いが開かれました。献花、一分間の黙とう。笛の演奏で「ていんさぐの花」を合唱し、亡くなった人たちの霊を慰めました。座安恭平君と糸数ゆかりさんか「なんの罪もない人を死に追いやった戦争が憎い。私たちは、これからも命の尊さを学び、平和な世界を築いていくことを誓います」と、平和宣言しました。

大里北小学校
平和ガイドの会の深沢恵子さんの案内で南風原町文化センターや玉城村糸数壕平和祈念公園、ひめゆりの塔など戦跡を訪ねました。糸数壕には、懐中電灯をかざし足元を確かめながら奥まで進む。深沢さんが、負傷兵がいっぱいで地獄のようだった、と当時の状況を説明しました。壕内の広場で千羽づるをささげ、「一人の命は地球よりも重いといわれる。その命を簡単になくしてよいものでしょうか。二十万の人の命を失って得たものは、平和の大切さ、命の尊さです。私たちは、これを次の世代に伝えて平和を愛し続けていくことを誓います」と、照屋さくらさんが、平和宣言文を読み上げた後、電灯を消して黙とうしました。

ダウンロード https://drive.google.com/file/d/1g2VXMXBJ1XCBB9kZUqjAdUARwnXJfuJy/view?usp=drive_link
大分類 テキスト
資料コード 008461
内容コード G000000989-0004
資料群 旧大里村広報
資料グループ 広報おおざと第157号(1992年8月)
ページ 8
年代区分 1990年代
キーワード 役所・役場行政広報
場所 大里
発行年月日 1992/08/05
公開日 2026/03/27