村では本年度から南米移住者子弟研修生受け入れ事業をスタートし、研修生を迎えた歓迎会が六月一日午後、改善センターで開かれました。初の研修生として来村したのは、ブラジルの新垣恵子さんとアルゼンチンの城間マルセロ・グスタボさんの二人。歓迎会には、親戚や地元の区長、議員、研修先の代表が出席しました。城間村長は「技術の習得はもとより、大里村の歴史や文化も学び、村民との交流も深めて下さい」と歓迎のあいさつを述べました。続いて研修先の沖縄第一病院の照屋善助先生や村議会の屋宜由章議長、村農協の仲里良一組合長が激励しました。これを受け、新垣さんと城間さんが「日本の准んだ技術を学び、国や日系人の後輩のために役立つように頑張りますのでよろしくお願いします」と慣れない日本語と母国語であいさつをしました。研修期間は、八月までの三カ月で、親戚の家に宿泊し、村民との交流、沖縄の文化に触れながら、それぞれ希望する研修科目と夜間週二回、日本語を学びます。研修生受け入れ事業は、フラジル、ペルー、アルゼンチン、ボリビアの四か国が対象で、移住者子弟に技術を習得させる手助けをし村民との交流、移住国との友好親善に貢献することなどを目的としています。
後輩のために役立ちたい 新垣恵子(31歳)ブラジル国・サンパウロ市
私たちのために歓迎会を催してくださいましてありがとうございます。沖縄に来るまでは、日本語もあまり話せなくて不安でいっぱいでした。でも、役場の方や親戚の方もみんな親切で楽しく過ごしています。沖縄は海と山がとてもきれいな所です。食事もおいしいです。美容の技術と日本語を勉強しています。研修で学んだことをブラジル日系人の後輩のために少しでも役立つように頑張りたいと思います。いろいろなことを学び、いい思い出にしたいと思いますので、よろしくお願いします。
プロフィール……稲嶺区出身の父・新垣稲誠さん、母・和子さんの四人兄弟の次女。生後三カ月のころに渡伯。オズワールドクルス大学卒。趣味は水泳。那覇市与儀在のファッションヘアーセ・プレールで美容全般の研修をします。
沖縄の文化や習慣も学びたい 城間マルセロ・グスタボ(26歳)アルゼンチン・ブエノスアイレス市
大里村の皆さん、私に研修の機会を与えてくださってありかとうございます。両親の故郷大里村は静かな村でみんな親切です。おばあさんの元気な顔を見て感激しました。現在アベジャネーダの病院に勤めていて、小児科を専門にしています。沖縄第一病院で研修しておりますが、高度な技術と最新の設備を目にし、このようなすばらしい病院で学べることを喜んでいます。医療技術をしっかり勉強して国のために尽くしたいと思います。沖縄の文化や習慣も勉強したいと思いますので、よろしくお願いします。
プロフィール
四人兄弟の長男。ブエノス
プロフィール……平良区出身の父・城間久勝さん、母・キクエさんのアイレス国立大学医学部卒。趣味は、音楽、スポーツ。南風原町在の沖縄第一病院で医術の研修をします。
| ダウンロード | https://drive.google.com/file/d/1g2VXMXBJ1XCBB9kZUqjAdUARwnXJfuJy/view?usp=drive_link |
|---|---|
| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008461 |
| 内容コード | G000000989-0002 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと第157号(1992年8月) |
| ページ | 5 |
| 年代区分 | 1990年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1992/08/05 |
| 公開日 | 2026/03/27 |