二月十八日午後七時から改善センターで教育講演会(主催・村教育委員会、島添の丘)が開かれました。NHKの番組「お母さん教室」、著書「見える学力見えない学力」で評判を巻きおこした、学力コンサルタントの岸本裕史先生を迎えての講演会とあって、父母、教師ら大勢が参加して熱心に耳を傾けていました。岸本先生は、午前に島添の丘で、午後三時半に教職員を対象に改善センターで講演し、子育て、学力について、大きな示唆を与えました。岸本先生は「学業が低学年に降されてきて、難しいことを、しかも短い時間で教えなければならない現状で、学校では到底教える時間がありません。不充分なままに進級する。難しい問題が待ち受ける。ますます分からなくなって自信喪失につながり、落ちこほれていくことになります」と述べ、落ちこぽれを出さず、学力をつけるには親の支えが必要であり、家庭学習が大切であることを強調。また、「塾任せでも成績の向上は期待できません。勉強、勉強とわめくだけでもだめです。大切なことは一年生の時から勉強、読書リズムのある生活習慣を身につけることが学力を高める大きな力になります」と話しました。
読書が学力を伸ばす
学力とは、書きことばを読んで、その情景や要素を頭で考えて答えを文字で表現する力です。本を読むことは思考力や語彙を豊富にし、言語能力、表現力を養い学力を高めることになります。読書の好きな子に育てるには、テレビを消して親子で読書タイムを設けることです。教科書は声を出して読む。短時間(三十分)毎日続けると、続む喜び、楽しさが培われます。
勉強好きにするには
大事なことは、小さい頃、親がそばにいること。次にやさしく見てあげること。二つ目に勉強仲間がいることです。漢字一つでも正しく書けたら誉めてやることです。子供は喜んで勉強するようになります。勉強時間の目安は、〈学年×十分を集中してさせることです。
こうすれば学力がつく
①聞くカ=視線を合わせて話しを聞く。②読む力=教科書は声を出して暗記するぐらい読む。多くの本を読む。③書くカ=正しい姿勢で丁寧、正確に書く。三つの力をつければ、凡帳面で物事を正確に認識するようになり、新たな学力を獲得する大きな力になります。
躾は、しつけて育てる
学習も躾も小学四年生までに習慣が身についていることが大事です。勉強のできる子は親の言うことを素直に聞きます。素直というのは大事なことで、何でも吸収し、学力を高めます。勉強だけでは、いけません。自分の身のまわりのこと、整理整頓を必ず子供自身にさせる。厳しくやらせるんです。怒ってはいけません。ちゃんとできたら誉めてあげる。"無限の愛情と微笑を湛える"三カ月(百日)続けたら必ず身につきます。親の忍耐と寛容と根気が必要です。
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| 大分類 | テキスト |
| 資料コード | 008461 |
| 内容コード | G000000987-0003 |
| 資料群 | 旧大里村広報 |
| 資料グループ | 広報おおざと 第155号 |
| ページ | 4 |
| 年代区分 | 1990年代 |
| キーワード | 役所・役場行政広報 |
| 場所 | 大里 |
| 発行年月日 | 1992/03/06 |
| 公開日 | 2026/03/27 |